お金があるのかないのか、よくわからないような“お住まい”や、日サロ通いやホワイトニング、お顔のメンテナンスなどなど、出演のたびに見た目が進化していたことも変人と思われていたゆえんです。
ですが、そのお人柄のよさは誰もが認めるところ。BIGBOSSのことを悪く言う人は、私が知る限り、テレビ関係者にはいらっしゃいません。
プライベートでも象徴的なエピソードがありますよね。2020年、元妻の大河内志保サン(50才)が『人を輝かせる覚悟 「裏方」だけが知る、もう1つのストーリー』を上梓した際、帯に「買ってあげて下さい! でもそんなに真剣に読まないでね! 新庄剛志」の文字が。“大人婚”ならぬ理想的な“大人離婚”を見せていただいた気がして、いっきに、この“元夫妻”のファンになったものです。
周りにいる人のことを常に考え、自分のチームだけでなく、「相手チームのベンチが暗いと気になってしょうがない」とも言い、オープン戦で相手チームにホームランが出ると、BIGBOSS自らが動いて、スタンドにいるファンに盛り上げるよう指示。
記者に対しても、「何が食べたい?」と聞き、リクエストが多かったものを“取材めし”として提供するそうです。
こうしたハンパないサービス精神は、気遣いと優しさの表れでもあり、「BIGBOSSが笑顔でいるから」選手の皆さんを中心に周りは笑顔であふれているのです。
暗いニュースが多い毎日ですが、BIGBOSSがいてくれたら大丈夫。でも意外にもこの呼び名は定着しておらず、面と向かって呼んでくれるのは稲葉篤紀GM(49才)だけだそうです。
いやいや私は呼んでいますし、周りでは、これまで野球ファンでなかった女性たちまでBIGBOSSに夢中。笑顔を絶やさないことは大切だし、よりよい結果を出せると思っているかたも大勢いらっしゃるのではないでしょうか。
BIGBOSSは、日ハムの新本拠地「エスコンフィールドHOKKAIDO」が開設される2023年に優勝することを目標としているそうですが、話題なら今年だって優勝かも。虎党の私は、日本シリーズでの対戦を大いに期待しています!
◆構成/山田美保子
『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)などを手がける放送作家。コメンテーターとして『ドデスカ!』(メ~テレ)、『アップ!』(同)、『バイキングMORE』(フジテレビ系)、『サンデージャポン』(TBS系)に出演中。CM各賞の審査員も務める。
※女性セブン2022年3月24日号
愛車は高級車のフェラーリだったことも(2001年)
ファンのためにパフォーマンスすることもあった(2004年)
現役時代にベストフォーマリストを受賞したことも(2005年)
メジャーでも活躍した(2001年)
抜群のスマイルも持ち味(2005年)
ゴージャスな見た目も売りだった(2004年)
2007年には「第5回東京ガールズコレクション」にも出演した
製作総指揮を務めた映画『僕たちのプレイボール』の舞台挨拶時(2010年)