国内

美術館で活動始めた眞子さん 「夫婦の危機」を題材にした作品の意味深寄稿

眞子さん

眞子さんが解説したのは「夫の留守中に出家した女性」をテーマにした作品

 昨年11月に渡米して以来、その動向に注目が集まっていた小室眞子さんが、“表舞台”に現れた──。世界でその名が知られるメトロポリタン美術館(MET)が運営するウェブサイトに「Mako Komuro」の名前が登場したのは2022年2月3日のこと。明治から昭和にかけて活躍した沖縄出身の彫刻家・画家の山田真山の作品解説の文書の最後に、その名前はクレジットされている。

 今回、眞子さんが解説文をしたためたのは、山田真山の『「發心 出家」一遍聖絵の場面より』という、掛け軸に描かれた絵画作品についてだ。眞子さんの解説文書によれば、この作品は、念仏を重視する時宗の開祖である一遍上人(鎌倉時代の僧侶)の信仰生活を描いた巻物(一遍聖絵)のあるシーンが参考にされているという。それは「夫の留守中に出家した女性」にまつわるエピソードだ。

 由緒正しい岡山吉備津神社の宮司の家系に生まれた武士の夫が帰宅すると、妻が一遍上人による出家の儀式を受け、頭を丸めていた。動揺した夫は、一遍に斬りかかろうとした。しかし、一遍が夫の血筋を初対面にもかかわらず瞬時に見抜いたので、一転、夫は感銘を受ける。そして、斬りかかろうとしたことを悔い改めて、自らも時宗へと改宗することを選択する。

 眞子さんが考察の題材にした作品に描かれたのは、夫が妻から離れている間に起きた「夫婦の危機」だった。その危機は、妻が信じた一遍上人という聖人がもたらす奇跡によって、解決されていく──。

 翻って、眞子さんの生活の現実を見ると、夫婦の置かれた環境は決して順風満帆ではない。夫の「不在」と、妻の「決意」。それはいままさに、小室夫婦が直面する現実と重なるのではないだろうか。

「眞子さんはどんな気持ちでこの解説を書いたのか。小室圭さんの生活基盤の安定を信じて結婚を推し進めたにもかかわらず、彼は弁護士試験に落ち、法務助手としての勤務を余儀なくされた。PTSDを患った眞子さんが意を決して働かなければならないほど、ふたりを取り巻く状況は深刻なのかもしれません。

 ただ、眞子さんが選んだ作品は、そのような絶望的な状況でも、自分が強く信じて疑わなければ、いずれ“奇跡”が起きて、夫婦は救われる、という希望を与えてくれるものではないでしょうか。それだけに、いまのニューヨーク生活の袋小路が際立つ内容になってしまっていることは、皮肉としか言いようがないですが……」(宮内庁関係者)

関連記事

トピックス

二階俊博・元幹事長の三男・伸康氏が不倫していることがわかった(時事通信フォト)
【スクープ】二階俊博・元自民党幹事長の三男・伸康氏が年下30代女性と不倫旅行 直撃に「お付き合いさせていただいている」と認める
NEWSポストセブン
雅子さまにとっての新たな1年が始まった(2024年12月、東京・千代田区。写真/宮内庁提供)
《雅子さま、誕生日文書の遅延が常態化》“丁寧すぎる”姿勢が裏目に 混乱を放置している周囲の責任も
女性セブン
M-1王者であり、今春に2度目の上方漫才大賞を受賞したお笑いコンビ・笑い飯(撮影/山口京和)
【「笑い飯」インタビュー】2度目の上方漫才大賞は「一応、ねらってはいた」 西田幸治は50歳になり「歯が3本なくなりました」
NEWSポストセブン
司忍組長も姿を見せた事始め式に密着した
《山口組「事始め」に異変》緊迫の恒例行事で「高山若頭の姿見えない…!」館内からは女性の声が聞こえ…納会では恒例のカラオケ大会も
NEWSポストセブン
M-1での復帰は見送りとなった松本(時事通信フォト)
《松本人志が出演見送りのM-1》今年の審査員は“中堅芸人”大量増へ 初選出された「注目の2人」
NEWSポストセブン
浩子被告の顔写真すら報じられていない
田村瑠奈被告(30)が抱えていた“身体改造”願望「スネークタンにしたい」「タトゥーを入れたい」母親の困惑【ススキノ首切断事件】
NEWSポストセブン
「好きな女性アナウンサーランキング2024」でTBS初の1位に輝いた田村真子アナ(田村真子のInstagramより)
《好きな女性アナにランクイン》田村真子、江藤愛の2トップに若手も続々成長!なぜTBS女性アナは令和に躍進したのか
NEWSポストセブン
筑波大学・生命環境学群の生物学類に推薦入試で合格したことがわかった悠仁さま(時事通信フォト)
《筑波大キャンパスに早くも異変》悠仁さま推薦合格、学生宿舎の「大規模なリニューアル計画」が進行中
NEWSポストセブン
『世界の果てまでイッテQ!』に「ヴィンテージ武井」として出演していた芸人の武井俊祐さん
《消えた『イッテQ』芸人が告白》「数年間は番組を見られなかった」手越復帰に涙した理由、引退覚悟のオーディションで掴んだ“準レギュラー”
NEWSポストセブン
10月1日、ススキノ事件の第4回公判が行われた
「激しいプレイを想像するかもしれませんが…」田村瑠奈被告(30)の母親が語る“父娘でのSMプレイ”の全貌【ススキノ首切断事件】
NEWSポストセブン
12月6日に急逝した中山美穂さん
《追悼》中山美穂さん、芸能界きっての酒豪だった 妹・中山忍と通っていた焼肉店店主は「健康に気を使われていて、野菜もまんべんなく召し上がっていた」
女性セブン
六代目山口組の司忍組長。今年刊行された「山口組新報」では82歳の誕生日を祝う記事が掲載されていた
《山口組の「事始め式」》定番のカラオケで歌う曲は…平成最大の“ラブソング”を熱唱、昭和歌謡ばかりじゃないヤクザの「気になるセットリスト」
NEWSポストセブン