「うちの夫は何もできない」と諦めるのは早い。
家庭で活躍する夫たちやその妻たちに、家事へ参加させるためのテクニックを聞いた。
北斗晶が明かす夫を動かすテクニック
動かない夫に、どうすれば家事をやってもらえるだろうか。元女子プロレスラーでタレントの北斗晶(54才)は、今年で結婚27年目を迎える。夫である元プロレスラーの佐々木健介(55才)とは、「家事の分担」というルールは定めず、自然と「やれる方がやる」ことになったと話す。
佐々木は、風呂掃除などを率先してやってくれるというが、円滑に家事を行ってもらうには、「家では妻が司令官になるべし」と北斗は語る。
「よく、『夫が何もやってくれない』といいますが、手伝いたい気持ちがあっても、男性って何をすればいいのかわからない人が多い。なので、夫にやってほしいことがあるならば、『何をすべきか』を伝えればいい。健介も、私が料理をしていると気を使って台所をのぞきに来るのですが、うちの台所はそれほど広くないし、体が大きい健介がウロウロしているとじゃまなんですよ(笑い)。なので、『お皿を並べてほしい』など、やってほしいことを伝えるようにしています」(北斗・以下同)
さらに、指示の内容は“短く”“具体的に”伝えるのがポイントだという。
「たとえば、洗濯するために布団カバーを持ってきてほしいときも、カバーを外すにはファスナーやひもを外す必要がありますが、それすら知らない人もいます。『布団の横のファスナーを開けて、カバーと布団を結んでいるひもをほどいて持ってきて』と、具体的に言った方がいい」
忙しいアピールをすることも大事だという。
「妻が寝転がってテレビを見ていれば、指示された夫も『なんでおればっかり』と嫌な気分になるのは当然です。『忙しいなー』なんてつぶやきながら、『私は洗濯物を干すから、パパはもう1回、洗濯機を回してほしい』と、自分が手いっぱいで動けないから手伝ってほしいとアピールをすると、大抵は手伝ってくれるものですよ」
※女性セブン2022年4月28日号