芸能

佐藤義朗アナ退社報道で日テレが見せた「石川みなみアナ防衛体制」

石川みなみアナ(日本テレビ公式サイトより)

石川みなみアナ(日本テレビ公式サイトより)

 日本テレビの佐藤義朗アナウンサー(36)が、5月末で退社することが報じられた。日テレは各紙の取材に対し、退社理由は「家業を継ぐため」だとコメント。これについて、違和感を拭えなかったと話すのは、アナウンサーに詳しい芸能ジャーナリストの島本拓氏だ。

「アナウンサーとはいえ一局員の退社について、局側がそれを認めた上で、具体的な理由まで発表するのは極めて珍しい。『家業を継ぐ』とあえて明かすことで、“あの一件”が理由ではないことを示したかったのではないか」(島本氏)

 佐藤アナといえば、『週刊ポスト』2021年12月17日号で、『ZIP!』で共演していた石川みなみアナ(25)との番組内恋愛が報じられた。その後、3月末で佐藤アナは『ZIP!』を降板し、露出は激減。一部報道では、番組降板は石川アナとの熱愛が原因とされた。一方の石川アナは変わらず『ZIP!』のキャスターを務め、3月には日テレアナを代表して東京マラソンにも出場した。

「土曜日は『ゼロイチ』の進行役も務めており、月刊誌『ランナーズ』(3月号)の表紙を飾るなど、3年目のアナの露出としては非常に多い。『ZIP!』MCの水卜麻美アナ(35)に継ぐ次期エースの呼び声も高いです」(同前)

 躍進する石川アナだが、局側にとって唯一の不安要素が、佐藤アナとの交際報道だったという。日テレ関係者が語る。

「番組内恋愛というのもそうですが、相手が佐藤アナというのがネックだった。過去には郡司恭子アナ(31)の交際が報じられて、他にも噂になった女子アナがいました。石川アナとの交際報道が出た時も、“石川、そこ行ったんだ”と苦笑する声が多かった。上層部としては、これから局の顔になりうる石川アナにはスキャンダルなく育ってほしいという願いは強いはずで、だからこそ佐藤アナとの一件は早く風化させたかったのでしょう。

 今回、佐藤アナの退社報道に局側がノーコメントを貫いたら、必ず石川アナとの一件を勘ぐる声が上がったはずです。そこをあえて、『家業を継ぐため』と発表したことで、石川アナに火の粉が飛ぶのを防いだ。局を挙げて石川アナを守ったな、と感じました」

 一部報道では2人はすでに破局したとも伝えられた。日テレとしては、悪い虫が付かないことを祈っていることだろう。

関連記事

トピックス

靖国神社の春と秋の例大祭、8月15日の終戦の日にはほぼ欠かさず参拝してきた高市早苗・首相(時事通信フォト)
高市早苗・首相「靖国神社電撃参拝プラン」が浮上、“Xデー”は安倍元首相が12年前の在任中に参拝した12月26日か 外交的にも政治日程上も制約が少なくなるタイミング
週刊ポスト
三重県を訪問された天皇皇后両陛下(2025年11月8日、撮影/JMPA)
《季節感あふれるアレンジ術》雅子さまの“秋の装い”、トレンドと歴史が組み合わさったブラウンコーデがすごい理由「スカーフ1枚で見違えるスタイル」【専門家が解説】
NEWSポストセブン
俳優の仲代達矢さん
【追悼】仲代達矢さんが明かしていた“最大のライバル”の存在 「人の10倍努力」して演劇に人生を捧げた名優の肉声
週刊ポスト
10月16日午前、40代の女性歌手が何者かに襲われた。”黒づくめ”の格好をした犯人は現在も逃走を続けている
《ポスターに謎の“バツ印”》「『キャー』と悲鳴が…」「現場にドバッと血のあと」ライブハウス開店待ちの女性シンガーを “黒づくめの男”が襲撃 状況証拠が示唆する犯行の計画性
NEWSポストセブン
全国でクマによる被害が相次いでいる(右の写真はサンプルです)
「熊に喰い尽くされ、骨がむき出しに」「大声をあげても襲ってくる」ベテラン猟師をも襲うクマの“驚くべき高知能”《昭和・平成“人食い熊”事件から学ぶクマ対策》
NEWSポストセブン
オールスターゲーム前のレッドカーペットに大谷翔平とともに登場。夫・翔平の横で際立つ特注ドレス(2025年7月15日)。写真=AP/アフロ
大谷真美子さん、米国生活2年目で洗練されたファッションセンス 眉毛サロン通いも? 高級ブランドの特注ドレスからファストファッションのジャケットまで着こなし【スタイリストが分析】
週刊ポスト
公金還流疑惑がさらに発覚(藤田文武・日本維新の会共同代表/時事通信フォト)
《新たな公金還流疑惑》「維新の会」大阪市議のデザイン会社に藤田文武・共同代表ら議員が総額984万円発注 藤田氏側は「適法だが今後は発注しない」と回答
週刊ポスト
“反日暴言ネット投稿”で注目を集める中国駐大阪総領事
「汚い首は斬ってやる」発言の中国総領事のSNS暴言癖 かつては民主化運動にも参加したリベラル派が40代でタカ派の戦狼外交官に転向 “柔軟な外交官”の評判も
週刊ポスト
超音波スカルプケアデバイスの「ソノリプロ」。強気の「90日間返金保証」の秘密とは──
超音波スカルプケアデバイス「ソノリプロ」開発者が明かす強気の「90日間全額返金保証」をつけられる理由とは《頭皮の気になる部分をケア》
NEWSポストセブン
三田寛子(時事通信フォト)
「あの嫁は何なんだ」「坊っちゃんが可哀想」三田寛子が過ごした苦労続きの新婚時代…新妻・能條愛未を“全力サポート”する理由
NEWSポストセブン
大相撲九州場所
九州場所「17年連続15日皆勤」の溜席の博多美人はなぜ通い続けられるのか 身支度は大変だが「江戸時代にタイムトリップしているような気持ちになれる」と語る
NEWSポストセブン
初代優勝者がつくったカクテル『鳳鳴(ほうめい)』。SUNTORY WORLD WHISKY「碧Ao」(右)をベースに日本の春を象徴する桜を使用したリキュール「KANADE〈奏〉桜」などが使われている
《“バーテンダーNo.1”が決まる》『サントリー ザ・バーテンダーアワード2025』に込められた未来へ続く「洋酒文化伝承」にかける思い
NEWSポストセブン