上島さんの訃報など悲しいニュースが続いていた
最近のワイドショーは、ウクライナ情勢がトップニュースで次にコロナ、そしてこの1週間は、山梨県道志村の女児失踪事件の続報とダチョウ倶楽部の上島竜兵さんの訃報が占めていた。つまり、直視するに堪えない悲しいニュースばかりだったのである。
そこに、何度、経緯を説明されてもツッコミたくなるポイントが満載であるうえ、ロン毛でイケメンの「見た目は今どきの青年」(町民の証言)だという男は、同級生がマスコミに提供したと思われる小学校の卒業アルバムによれば、「持ち金をつかいはたす」(“もしも地球最後の日が来たら”という問いに対し)とか、「ロト6のばんごうをみらいにみにいく」(“もしも、タイムマシンがあったなら”という問いに対し)、さらには「造へい局の、しょくいん」を将来の夢とするなど、その頃からお金に執着している。「なんで、そんな子の元に」と千原ジュニアが驚いていた。確かにこのニュース、何年か経っても『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)のような番組で取り上げられそうな香ばしさをもつ。
誤送金に気づいてすぐに阿武町の職員が自宅を訪ねたとき、入浴を理由に1時間、職員を家の外で待たせたこと。その後、2時間かけて役場の職員と銀行を訪れる道中、既にスマホでお金を他口座に移していた可能性もあるのに、IT弱者の役場職員がそれに気づかなかった可能性もある。
昨今、各ワイドショーには必ず弁護士が出ているが、橋下徹氏をはじめ、今回は先生方の意見や見方が100%一致しておらず、「罪になるのか否か」「なるのなら、どんな罪になるのか」「お金は戻ってくるのか」から“返還の難しさ”まで、意見はさまざまだ。