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BTSと新井恵理那も気を配る「芸能人とメンタルヘルス」シビアな現実

新井恵理那

4月末のラジオ番組で「メンターに相談した」と明かした新井恵理那(写真は2021年)

 華やかで、いつの時代も大衆の憧れの的であり続ける芸能・エンターテインメント界。しかし、常に誰かの目にさらされて、重圧やストレスの過多と、そこにしかないシビアな現実も存在する。

 今、世界で最も注目されているスターグループBTSについては、所属事務所HYBEがデビュー前からメンタルヘルスケアの教育を施してきていたことが、母国韓国で話題になっている。

 K-POPに詳しいある音楽誌編集者は「SNSを駆使して人気を獲得していったBTSは、練習生時代からネットリテラシーやSNSとの付き合い方などを含めた教育を受けていた」と話す。

 2019年には元KARAのク・ハラさんの悲劇など、以前から日本以上にメンタルが原因となった事件や事故が多い韓国芸能界だけに、そのトップグループの対策は、ひと際注目を浴びているという。

 それでもうつ病経験のあるメンバーのSUGA(29才)は、心理カウンセラーの資格を取る目標も掲げていて「影響力のあるアーティストや芸能人が、メンタルヘルスの問題について、もっとオープンに話し合うべきではないか」と提唱した。

『Dynamaite』が世界的大ヒットを飛ばした2020年には、JIN(29才)も「実際は僕よりも音楽を愛していて、上手な方々もたくさんいるのに、僕がこんな喜びと祝福を受けてもいいのかと心が苦しくなって、何もかも辞めてしまいたくなった」と、頂の上に立つからこその苦悩を明かしたこともあった。

 だからこそか。「BTSは、2019年と今年初めに1か月の長期休暇を取るなど、心身のケアに細心の気を配っています」(前出・音楽誌編集者)

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