いち生徒役の振る舞いも見逃さず励ます──なぜ天海は若手俳優に言葉をかけるのか。天海は、1985年に首席で宝塚音楽学校に入学したときに、母から「年相応、分相応であるように」と助言され、以来、座右の銘としてきた。
「天海さんはこの言葉に励まされ、救われ、時に戒めてくれたことを感謝しているようです。自分がそうだったように、若い人にとって言葉の力がいかに必要かを理解している。だから彼らに積極的に声をかけているようです」(芸能関係者)
天海はいま、自分自身にこんな言葉をかけているという。
「数年前から『豊かな老後を送りたい』と言っています。『物質的、金銭的にだけではない、気持ちの豊かなものをいっぱい積み重ねていきたい』と。それが“野望”だと言っていますね」(前出・芸能関係者)
心の豊かさを求める天海だからこそ、多くの“信者”に支持されるのだろう。
※女性セブン2022年6月9日号