長年ベトナム難民支援を続けたという孝之氏

これまで国政選挙に6回立候補。長年ベトナム難民支援を続けたという孝之氏

 そのよしおは父親と同じ早稲田大学に進学すると友人らとコントグループを作ってお笑いの道に。芸人を志す息子を一番に応援したのは意外にも孝之氏だった。

「うちの女房は大反対。『何言ってるの!? 食べていけると思ってるの!?』って。でも私は親に若い頃から政治でやりたいことやらせてもらったから、よしおにも『覚悟があるならやりなさい』と。

 人生、やりたいことがあること自体が素晴らしい。大学に行っても目標が決まらないことも多い。やりたいことがあるのはとても良いと思います。自分の好きなことをやってダメだったら、また精進して次の目標に向かうわけで。子供のやりたいことを親が決めてもダメですよね」

息子がテレビに出るのは喜んでないが……

「オッパッピー」、「そんなの関係ねえ」の裸芸でブレイクすると、よしおは数々のテレビ番組に出演。そんな息子のことをどう思っているのか。

「テレビに出るのは喜んでないですよ。だって『そんなの関係ねぇ』って裸でやらされてさ(笑)。見ていて嬉しいものではないですよね。

 ただね、よしおが高校2年のとき、野球部の練習を見に行ったら監督から『よしおくんのスパイクを見て下さい』って言われて、見たらスパイクの後ろがすり減ってスリッパのようになっていたんです。お金がなくて新しいスパイクを買いたいと言い出せずにいたんだろうな。

 それまで民社党本部の職員で給料をもらいながら選挙活動をしていたんですが、民社党がなくなって収入がゼロになって、当時単身赴任をしていた私の家はガスや水道も止められて。貧乏のどん底でしたから。よしおには迷惑をかけたなと。だからテレビに出て活躍して、お金を稼いでいる息子を見るとじんとしますね」

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