動画内で警察の制服を着ていた容疑者(動画配信サイトより)
「8月から別の有料制ファンサイトにも動画を投稿するようになると、そちらの収益が上回るようになりました。始めた8月は、当初アップしていたサイトとファンサイトの合計で220万円。11月には海外ユーザーの固定ファンが付いて、合計300万円近くの収益になった」(同前)
順調に収益を伸ばしていた「RYO&YUU」だが、一方でRYOは「このバブルがずっと続くことはありえない」と業界の先を見据え、こう語っていた。
「『イチャイチャ系のプライベート動画』というコンテンツは残り続けるかもしれないけど、僕たちが同じ収入を得続けることはないだろうと。この業界の新陳代謝が早いことはわかっていますし、新しいクリエイター、新しい媒体に取って代わられるのは想像以上にすぐだと思います。僕たちも今の段階で既に、身を削ってコンテンツを生み出すことに必死です。
だからYUUには大学在学中に資格を取るようにと伝えている。この“異常”な状況が普通の感覚になったら、将来絶対苦労すると思うので。YUUに今得ている収益のうち月5万円しか渡していないのもそれが理由で、そこは年上としての責任感はあります」(同前)
成人向けの動画投稿サイトではトップクリエイターとして活動しながら、ビジネス的な感覚も併せ持っていた「RYO&YUU」。足りなかったのは「遵法精神」だったようだ。