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フジ新人・松崎涼佳アナ、『S-PARK』への抜擢を呼んだ「体育会系キャリア」

7月3日からスポーツ報道番組『S-PARK』のフィールドキャスターに起用された松崎涼佳アナ

7月3日からスポーツ報道番組『S-PARK』のフィールドキャスターに起用された松崎涼佳アナ(フジテレビの公式ホームページより)

 フジテレビの新入社員・松崎涼佳アナ(23)が7月3日からスポーツ報道番組『S-PARK』のフィールドキャスターに起用された。

〈驚いて頭がフリーズし、その後喜びと不安が一気に押し寄せました〉

 入社わずか3か月での抜擢に、番組公式ホームページでこう喜びを綴った松崎アナ。

 そんな彼女の経歴はスポーツ番組にピッタリの体育会系。中・高校時代は陸上部の短距離選手として活躍し、早稲田大学スポーツ科学部に進学。体育会の競走部でトレーナーを務めた。大学時代の知人が語る。

「選手のために体の構造を熱心に勉強していました。選手のストレッチを手伝っている時は『この筋肉が疲れているからしっかりケアしてね』と的確なアドバイスをしていましたよ」

 その一方、時にはプライベートで弾けることも。

「引退して3か月だけ髪を青く染めていたことがあります。以前、体育祭でスプレーを使って髪を染め、ばっちり化粧をした写真を見たこともあった(笑い)」(知人)

 勉強に、陸上に、遊びに一直線の松崎アナ。

 女子アナウォッチャーの丸山大次郎氏はこの抜擢をフジの期待の表われと評する。

「専門的な知識をもち、裏方としてスポーツに携わっていた松崎アナなら独自の視点で取材ができるし、説得力もあるでしょう。彼女の知識とフレッシュさが、新しい風を起こすきっかけになるかもしれません」

 2024年のパリ五輪というビッグイベントを見据えた起用にも見えると丸山氏は続ける。

「『S-PARK』で経験を積ませ、パリ五輪では現地からレポートを任せるという算段が上層部にあるのでしょう。早稲田大学の先輩である宮司愛海アナ(30)が『S-PARK』でブレイクしてエースの座にのぼり詰めたように、大きく飛躍するチャンスになるかもしれません」

 どんなハードルも飛び越えていってほしい。

※週刊ポスト2022年8月5・12日号

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