医師が飲んでいる胃腸薬

医師が飲んでいる胃腸薬

便秘薬は?

 ステイホーム生活による “巣ごもり便秘”が増加しているいま、常備しておくべき便秘薬として名医たちが口をそろえて推奨するのは『酸化マグネシウムE便秘薬』をはじめとした「酸化マグネシウム」が有効成分の市販薬だった。

「酸化マグネシウムは大腸からの水分の吸収を抑制し、便に水分を集めて軟らかくして排出します。生薬の『センナ』などが主成分で、腸を刺激して排便をうながす便秘薬と違い、腸を直接刺激しないため、依存性はありません。子供や高齢者、妊婦がのんでも安心。とはいえ、長期間の使用による高マグネシウム血症も報告されているため、常用するならば医療機関での処方をすすめます」(婦人科医の高橋怜奈さん)

 しかし選び方を間違えれば体に悪影響がある可能性もある。白畑さんは購入時に成分表の確認が必要だと話す。

「市販薬の中には『酸化マグネシウム便秘薬』を謳いながら、腸を刺激する成分が入った薬もある。購入時は成分表をしっかり確認し、わからなければ薬剤師に相談して酸化マグネシウムのみが入っているものを選ぶようにしてください」(白畑さん)

※女性セブン2022年8月18・25日号

 

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