芸能

小島瑠璃子の中国進出は成功するか バラエティースキルを活かせるかは未知数、反日感情の影響も

中国語修得に必死になるのには理由があった?

小島瑠璃子の中国進出の成否は?

 中国での芸能活動を視野に入れて、来年から中国の大学に留学する予定であることを発表した小島瑠璃子(28才)。現在は、中国移住に向けて日本国内での仕事はセーブしている状態で、司会を務めるTBS系『サタデープラス』についても、9月で卒業することが明らかになった。

 2019年ごろから中国進出を考えて、中国語の勉強をしていたという小島。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大により、留学が実現できない状態が続いていた。

「日本人の海外進出において、一番の課題となるのが語学力。しかし、小島さんはすでに3年以上中国語を学んでいるということもあって、かなり話せる状態のようですね。中国の大学に入ったら、そこでまた中国語のスキルもアップするでしょうし、留学というステップを踏んだ上での芸能活動となれば、語学力についての心配もなさそうですね」(テレビ局関係者・以下同)

 バラエティー番組で大活躍していた小島だが、ここ数年は仕事が減少傾向にあった。

「顕著な例として『上田と女が吠える夜』(日本テレビ系)と『トークィーンズ』(フジテレビ系)という多くの女性タレントがトークを繰り広げる2つの番組があります。

両方の番組に出ているのは、いとうあさこさん、若槻千夏さん、ファーストサマーウイカさん。『上田と女が吠える夜』には大久保佳代子さんやMEGUMIさん、『トークィーンズ』には指原莉乃さんやみちょぱさん、藤田ニコルさんなどが出演しています。以前なら、こうした番組に小島さんの名前がないのはありえなかったはずなんですが、今は両番組ともに出ていない。中国進出のために仕事をセーブしているとはいえ、『上田と女が吠える夜』についてはパイロット版が2017年に放送されていて、そこにも出演していません。言ってみれば、女性タレントの“出演枠争い”でなかなか勝ち抜けなくなっていた現状があったんですよね。

 いとうさんや大久保さん、MEGUMIさんのような小島さんより上の世代も席を譲らないし、みちょぱさんやウイカさんのような下の世代からの突き上げも厳しい。そして、同じホリプロの後輩である井上咲楽さんもバラエティー番組で大活躍している。そういったなかで徐々に存在感が薄れていった小島さんが、中国に活路を求めるのは、自然の流れなのかもしれませんね」

小島瑠璃子のバラエティースキルは武器になるのか

 かつては、的確なコメントとリアクションで、バラエティー界を席巻した小島は、その能力を中国で活かすことができるのだろうか。

「小島さんのスキルが日本のバラエティー番組では強力な武器になっていましたが、それが中国のテレビ番組などで活かせるかどうかはまったくわかりません。前例がないし、お笑い芸人や女性タレントがトークや企画で楽しませるスタイルのバラエティー番組は、日本独自の要素が強い。そもそもタレントとしての小島さんが活躍する場が、中国にあるかどうかも微妙かもしれません。

関連キーワード

関連記事

トピックス

生成AIを用いた佳子さまの動画が拡散されている(時事通信フォト)
「佳子さまの水着姿」「佳子さまダンス」…拡散する生成AI“ディープフェイク”に宮内庁は「必要に応じて警察庁を始めとする関係省庁等と対応を行う」
NEWSポストセブン
花田優一が語った福田典子アナへの“熱い愛”
《福田典子アナへの“熱い愛”を直撃》花田優一が語った新恋人との生活と再婚の可能性「お互いのリズムで足並みを揃えながら、寄り添って進んでいこうと思います」
週刊ポスト
麻辣湯を中心とした中国発の飲食チェーン『楊國福』で撮影された動画が物議を醸している(HP/Instagramより)
〈まさかスープに入れてないよね、、、〉人気の麻辣湯店『楊國福』で「厨房の床で牛骨叩き割り」動画が拡散、店舗オーナーが語った実情「当日、料理長がいなくて」
NEWSポストセブン
まだ重要な問題が残されている(中居正広氏/時事通信フォト)
中居正広氏と被害女性Aさんの“事案後のメール”に「フジ幹部B氏」が繰り返し登場する動かぬ証拠 「業務の延長線上」だったのか、残された最後の問題
週刊ポスト
50歳で「アンパンマン」を描き始めたやなせたかし氏(時事通信フォト)
《巨大なアンパンマン経済圏》累計市場規模は約6.6兆円…! スパイダーマンやバットマンより稼ぎ出す背景に「ミュージアム」の存在
NEWSポストセブン
保護者を裏切った森山勇二容疑者
盗撮逮捕教師“リーダー格”森山勇二容疑者在籍の小学校は名古屋市内で有数の「性教育推進校」だった 外部の団体に委託して『思春期セミナー』を開催
週刊ポスト
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《ブログが主な収入源…》女優・遠野なぎこ、レギュラー番組“全滅”で悩んでいた「金銭苦」、1週間前に公表した「診断結果」「薬の処方」
NEWSポストセブン
新宿・歌舞伎町で若者が集う「トー横」
虐待死の事例に「自死」追加で見えてきた“こどもの苛烈な環境” トー横の少女が経験した「父親からの虐待」
NEWSポストセブン
京都祇園で横行するYouTuberによる“ビジネス”とは(左/YouTubeより、右/時事通信フォト)
《芸舞妓を自宅前までつきまとって動画を回して…》京都祇園で横行するYouTuberによる“ビジネス”「防犯ブザーを携帯する人も」複数の被害報告
NEWSポストセブン
ホストクラブや風俗店、飲食店のネオン看板がひしめく新宿歌舞伎町(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」のもとにやって来た相談者は「女風」のセラピスト》3か月でホストを諦めた男性に声を掛けた「紫色の靴を履いた男」
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《自宅から遺体見つかる》遠野なぎこ、近隣住民が明かす「部屋からなんとも言えない臭いが…」ヘルパーの訪問がきっかけで発見
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 万引き逮捕の350勝投手が独占懺悔告白ほか
「週刊ポスト」本日発売! 万引き逮捕の350勝投手が独占懺悔告白ほか
NEWSポストセブン