国内

悠仁さまの夏休み 栂池高原ではトンボ観察、ご家族では八ヶ岳に2泊3日

2018年5月、槍ヶ岳登山に向かわれる紀子さま(左)と悠仁さま

2018年5月、槍ヶ岳登山に向かわれる紀子さま(左)と悠仁さま

 9月1日から新学期を迎えられた秋篠宮家の長男・悠仁さま。今年4月に筑波大学附属高校(筑附高)に入学され、高校生になって最初の夏休みは、公務へのお出ましもあり、将来の天皇としてのご自覚を培われる時間になったようだ。一方、7月下旬には学校行事で2泊3日の校外合宿に参加。お盆が明けた8月19日からは、長野県の栂池高原へ私的な旅行に出かけられた。

「秋篠宮ご夫妻や姉の佳子さまはご一緒ではなく、悠仁さまだけの“ひとり旅”でした。夏休みにおひとりで遠方に出かけられるのは、悠仁さまにとって初めてに近いご経験。栂池高原では、幼い頃からご興味をお持ちの『トンボの観察』にかなりの時間を費やされたそうです」(皇室記者)

 2015年、9才の誕生日を迎えられた際に公開された写真には、悠仁さまが柄の長い虫捕り網を豪快に振るお姿が収められていた。また、2018年の皇族方や宮内庁職員による「文化祭」には、赤坂御用地で観察したトンボをかたどった粘土細工を出品された。

 今年はコロナ禍で迎えた3度目の夏休み。第7波が押し寄せ感染者数も過去最多を更新していた中、専門家は「家族以外の普段会わない人たちとの会話や接触は慎重に」と指摘していたが、政府方針は「行動制限なし」だった。多くの人が「この夏こそは」と意気込んでお盆休みの旅程を立てただろう。それは秋篠宮家にとっても同様だったようだ。

「ひとり旅を終えて帰京された悠仁さまは、“トンボ返り”とばかりに8月25~27日の2泊3日で再び長野に向かわれました。今度は、秋篠宮ご夫妻もご一緒の家族旅行。大きく公表されることのない“隠密”でのご旅行でした」(宮内庁関係者)

 新型コロナの流行状況に鑑みて、移動はお車で。向かわれたのは、長野と山梨の県境に標高2000m級の山々が連なる八ヶ岳だった。

「宿泊されたのは、以前も利用されたことがある『八ヶ岳高原ロッジ』でした。お部屋はロイヤルスイートで、建物の警備上の観点からもその部屋が適していたといいます。

 滞在中の秋篠宮さまは、読書をされるなど、リラックスして過ごされたようです。もともと、あまりアクティブなタイプではなく、赤坂御用地でも温室でサボテンを観賞するなどゆっくりされるのがお好きです。ですから、ご旅行先ではお出かけになる紀子さまや悠仁さまを“見送る人”で、ホテルの部屋でのんびりされていることが多いそうです」(前出・宮内庁関係者)

 紀子さまと悠仁さまは、登山を楽しまれる予定だったという。かつて悠仁さまは小学6年生の頃に、槍ヶ岳登山のため、紀子さまと北アルプスを訪れたこともあった。

「槍ヶ岳は非常に急峻で、まさに断崖絶壁。紀子さまとしては、当時から悠仁さまの挑戦する心を育みたいとお考えだったのでしょう。ただ、今回のご旅行では天候が不安定だったこともあり、予定通り実施できたかどうか。それでもホテル周辺でのご散策は楽しまれたでしょう」(前出・宮内庁関係者)

※女性セブン2022年9月15日号

関連記事

トピックス

筑波大学の入学式に出席された悠仁さま(撮影/JMPA)
悠仁さま入学から1か月、筑波大学で起こった変化 「棟に入るには学生証の提示」、出入りする関係業者にも「名札の装着、華美な服装は避けるよう指示」との証言
週刊ポスト
藤井聡太名人(時事通信フォト)
藤井聡太七冠が名人戦第2局で「AI評価値99%」から詰み筋ではない“守りの一手”を指した理由とは
NEWSポストセブン
日曜劇場『キャスター』で主演を務める俳優の阿部寛
阿部寛、小泉今日子、中井貴一、内野聖陽…今春ドラマで「アラ還の主演俳優がそろい踏み」のなぜ?
NEWSポストセブン
趣里と父親である水谷豊
《趣里が結婚発表へ》父の水谷豊は“一切干渉しない”スタンス、愛情溢れる娘と設立した「新会社」の存在
NEWSポストセブン
米利休氏のTikTok「保証年収15万円」
東大卒でも〈年収15万円〉…廃業寸前ギリギリ米農家のリアルとは《寄せられた「月収ではなくて?」「もっとマシなウソをつけ」の声に反論》
NEWSポストセブン
SNS上で「ドバイ案件」が大騒動になっている(時事通信フォト)
《ドバイ“ヤギ案件”騒動の背景》美女や関係者が証言する「砂漠のテントで女性10人と性的パーティー」「5万米ドルで歯を抜かれたり、殴られたり」
NEWSポストセブン
“赤西軍団”と呼ばれる同年代グループ(2024年10月撮影)
《赤西仁と広瀬アリスの交際》2人を結びつけた“軍団”の結束「飲み友の山田孝之、松本潤が共通の知人」出会って3か月でペアリングの意気投合ぶり
NEWSポストセブン
田村容疑者のSNSのカバー画像
《目玉が入ったビンへの言葉がカギに》田村瑠奈の母・浩子被告、眼球見せられ「すごいね。」に有罪判決、裁判長が諭した“母親としての在り方”【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
アメリカから帰国後した白井秀征容疑(時事通信フォト)
「ガイコツが真っ黒こげで…こんな残虐なこと、人間じゃない」岡崎彩咲陽さんの遺体にあった“異常な形跡”と白井秀征容疑者が母親と交わした“不穏なメッセージ” 〈押し入れ開けた?〉【川崎ストーカー死体遺棄】
NEWSポストセブン
赤西と元妻・黒木メイサ
《赤西仁と広瀬アリスの左手薬指にペアリング》沈黙の黒木メイサと電撃離婚から約1年半、元妻がSNSで吐露していた「哺乳瓶洗いながら泣いた」過去
NEWSポストセブン
元交際相手の白井秀征容疑者からはおびただしい数の着信が_(本人SNS/親族提供)
《川崎ストーカー死体遺棄》「おばちゃん、ヒデが家の近くにいるから怖い。すぐに来て」20歳被害女性の親族が証言する白井秀征容疑者(27)の“あまりに執念深いストーカー行為”
NEWSポストセブン
不倫疑惑が報じられた田中圭と永野芽郁
《永野芽郁のほっぺたを両手で包み…》田中圭 仲間の前でも「めい、めい」と呼ぶ“近すぎ距離感” バーで目撃されていた「だからさぁ、あれはさ!」
NEWSポストセブン