しかし、郭錠煥とその一族で構成されたUCI理事陣は、今も上記の宣言文に服従せず、この意志に正面から対敵しており、その後も彼らは全世界の信徒たちの献金で運営されたUCI傘下の数多くの公的資産を勝手に処分(韓国の汝矣島パークワン開発のために設立されたY22プロジェクト金融投資会社の持ち分、セントラルシティの持ち分、龍平リゾートの持ち分など多数)し、現在、UCI理事会の背任問題を巡り、本連合と関連した訴訟が米国ワシントンD.C.で進行中です。したがって、彼らが行う活動は、公的資産を不法略取した偽装平和運動であることを明確に明らかにします。
最後に、平和運動を推進しながらも不意の逝去を迎えた安倍晋三元首相に対して深い哀悼の意を表します。韓半島の統一と世界平和のビジョンを提示し、前・現職首脳と共にその志を明らかにした安倍元首相の崇高なる犠牲を家庭連合は絶対に忘れません。また、犯行を起こした山上徹也容疑者の家庭のやるせない事情を考える時、十分な対応ができなかったことを本連合は非常に遺憾に思い、今後このような事案が起こらないように、さらに努力することをお約束いたします。
しかし、安倍元首相の逝去後、憶測による歪曲報道と、これに便乗した一部マスコミの心ない偏向報道によって、本連合と信徒たちは言葉にできない苦痛を受けています。このような時期に全世界の信徒の名誉をひどく傷つけ、国民に深刻な誤解を招く報道をしたMBCに厳重に抗議します。事実確認をせず偏向した視点で編集された内容を放送したことは、本連合を貶めようとする明確な意図と目的がある行動に過ぎないことを知っているため、今後起こるかもしれない一切の事態に対して貴社に責任があることを明らかにします。今後も本連合は、不法な宗教弾圧とそれに関連した諸行為に対して厳格かつ明確な対応を続けていきます。国民の皆様の温かい関心と声援をお願いします。
2022年9月7日 世界平和統一家庭連合
※週刊ポスト2022年9月30日号