舞の母親を演じる女優の永作博美
「『MOTHER』の舞台挨拶では毒親を演じた長澤まさみさんが『これじゃ足りない。もっとお芝居がしたい』と現場で言っていた浅田さんの話をして、『その(お芝居への)思いに引っ張られた』といったコメントをしています。長澤さんほどの経験豊かな女優を引っ張ることができるお芝居への情熱、プロ意識は並大抵ではありません。
また、長澤さんや阿部サダヲさんとの共演についてコメントを求められた時も、子供らしい無邪気さと記事になりやすい具体的なエピソードを盛り込み、きちんと自分の言葉でコメントをしており、喋りもかなり得意な印象でした。潤んだ大きな目とちょっと古風で控えめそうな雰囲気は『この世界の片隅に』『二十四の瞳』のような昭和モノもこなせるという強みを持ちつつ、なおかつトークも上手なので将来的にはMCなども向いているかも? オールマイティな女優さんになると思います。今後も見逃せません」(田幸氏)
浅田演じるヒロインの舞は今後、「パイロット」になる夢に向かって奮闘していくことになる。今作で一躍注目の的となった浅田も、いつか子役から朝ドラヒロインへと“舞いあがる”かもしれない。