ライフ

上野動物園の母子パンダ“抽選なし観覧”解禁 かわいく撮る3つのコツ

シャオシャオとレイレイ

じゃれあうシャオシャオとレイレイ

 東京・上野動物園の母子パンダの観覧が、事前抽選制から予約のいらない整列順に。いままでは1日1回のチャンスだったけれど、これからは並びさえすれば何度だって会える! シャッターチャンスも増えるんです!

「抽選で1日1回、という制限がなくなってうれしい。コロナを経て、パンダの癒しパワーをこれまで以上に感じています」

 そう笑顔で話してくれたのは、上野動物公園のパンダの写真を毎日撮り続けて紹介している大人気ブログ『毎日パンダ』の高氏貴博さん。公開時間は10〜16時で、一度の観覧は4分まで。限られた時間でかわいく撮影するコツは?

「ガラスの反射を防ぐには、暗い色の服を着ていれば大丈夫(とはいえ好きな服でOK)。双子パンダはまだ子供で、寝て起きてを細かく繰り返しているので、そのときにどこで何をしているかはクジのようなもの。ただ、成長に伴い笹や竹を食べるようになってきたので、食事タイムの撮影もできるように。これからは活動時間も増えてくるので、1回目に失敗しても“また並べばいっか”という心構えでいることがおすすめです」(高氏さん・以下同)

 シャオシャオとレイレイも1才となり、徐々に性格の違いが見えてきたのだとか。

「シャオシャオはやんちゃで、レイレイはおとなしめ。お昼寝大好きなシャオシャオが、お気に入りの寝床にいるレイレイをどかそうとする姿も目にします。レイレイは優しいのですぐ譲っていますね。双子の見分け方は顔だけだと難しいですが、背中に緑のラインがあってよくお昼寝しているのがシャオシャオ、と覚えてもらえれば(笑い)」

 早ければ年末に双子はお母さんのシンシンと別の場所で暮らす“親離れ”をする予定。母子スリーショットを狙うならお早めに。かわいく撮る3つのコツを紹介します。

【その1】「表情を撮るなら正面から瞳を狙う」
「くりくりの瞳が写ると表情がイキイキとしたものに。そのためにもできるだけパンダと同じ目線か、それより下から撮影するのがコツ」

左は母のシンシン

左は母のシンシン

【その2】「狙い目は雨の平日」
「個体差はありますが、雨の日に元気なパンダって多いんです。双子もそのタイプで、外で元気に遊ぶ姿を見かけます。それに平日の昼間は観覧の行列が少なく、何回も撮影チャレンジできるのでおすすめです」

後ろ姿も絵になる

後ろ姿も絵になる

【その3】「後ろ姿もじゃれ合う姿も何でも絵になる」
「小さくて丸くてふわふわのフォルムがかわいいので、どこで何をしていてもシャッターチャンス(笑い)。寝起きの後ろ姿も、ぐでーんと寝ている姿も、わちゃわちゃじゃれ合う姿も全部かわいい」

丸くてふわふわのフォルム

丸くてふわふわ

【プロフィール】
高氏貴博さん/上野動物園のパンダを毎日撮影し、シャオレイ愛好家から絶大な人気を得る写真家。ブログ「毎日パンダ」は運用開始から10年を超え、1日に約1万人が閲覧する人気。『ずっとみてるよシャオレイ! 2023カレンダー』(小学館)が11月25日発売!

写真/高氏貴博さん提供

※女性セブン2022年10月27日号

 

歩く

並んで歩く

ぐでーん

ぐでーんとした姿もかわいい

関連記事

トピックス

国民に笑いを届け続けた稀代のコント師・志村けんさん(共同通信)
《恋人との密会や空き巣被害も》「売物件」となった志村けんさんの3億円豪邸…高級時計や指輪、トロフィーは無造作に置かれていたのに「金庫にあった大切なモノ」
NEWSポストセブン
国民に「リトル・マリウス」と呼ばれ親しまれてきたマリウス・ボルグ・ホイビー氏(NTB/共同通信イメージズ)
ノルウェー王室の人気者「リトル・マリウス」がレイプ4件を含む32件の罪で衝撃の起訴「壁に刺さったナイフ」「複数の女性の性的画像」
NEWSポストセブン
愛子さまが佳子さまから学ぶ“ファッション哲学”とは(時事通信フォト)
《淡いピンクがイメージカラー》「オシャレになった」「洗練されていく」と評判の愛子さま、佳子さまから学ぶ“ファッション哲学”
NEWSポストセブン
年下の新恋人ができたという女優の遠野なぎこ
《部屋のカーテンはそのまま》女優・遠野なぎこさん急死から2カ月、生前愛用していた携帯電話に連絡すると…「ポストに届き続ける郵便物」自宅マンションの現在
NEWSポストセブン
背中にびっしりとタトゥーが施された犬が中国で物議に(FB,REDより)
《犬の背中にびっしりと龍のタトゥー》中国で“タトゥー犬”が大炎上、飼い主は「麻酔なしで彫った」「こいつは痛みを感じないんだよ」と豪語
NEWSポストセブン
(インスタグラムより)
《“1日で100人と寝る”チャレンジで物議》イギリス人インフルエンサー女性(24)の両親が現地メディアで涙の激白「育て方を間違ったんじゃないか」
NEWSポストセブン
藤澤五月さん(時事通信フォト)
《五輪出場消滅したロコ・ソラーレの今後》藤澤五月は「次のことをゆっくり考える」ライフステージが変化…メンバーに突きつけられた4年後への高いハードル
NEWSポストセブン
石橋貴明、現在の様子
《白髪姿の石橋貴明》「元気で、笑っていてくれさえすれば…」沈黙する元妻・鈴木保奈美がSNSに記していた“家族への本心”と“背負う繋がり”
NEWSポストセブン
イギリス出身のインフルエンサーであるボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
「タダで行為できます」騒動の金髪美女インフルエンサー(26)が“イギリス9都市をめぐる過激バスツアー”開催「どの都市が私を一番満たしてくれる?」
NEWSポストセブン
ドバイのアパートにて違法薬物所持の疑いで逮捕されたイギリス出身のミア・オブライエン容疑者(23)(寄付サイト『GoFundMe』より)
「性器に電気を流された」「監房に7人、レイプは日常茶飯事」ドバイ“地獄の刑務所”に収監されたイギリス人女性容疑者(23)の過酷な環境《アラビア語の裁判で終身刑》
NEWSポストセブン
Aさんの乳首や指を切断したなどとして逮捕、起訴された
「痛がるのを見るのが好き」恋人の指を切断した被告女性(23)の猟奇的素顔…検察が明かしたスマホ禁止、通帳没収の“心理的支配”
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
【七代目山口組へのカウントダウン】司忍組長、竹内照明若頭が夏休み返上…頻発する「臨時人事異動」 関係者が気を揉む「弘道会独占体制」への懸念
NEWSポストセブン