●村上慶太(17・内野手)九州学院
兄は56本塁打を放った東京ヤクルト・村上宗隆。飛距離はまだまだ兄に及ばず守備にも難ありだが、広角に打ち分ける技術は兄譲り。
●大野稼頭央(18・投手)大島
今春の選抜では力を発揮できなかったが、高校時代の松井裕樹(楽天)に酷似したフォームから投じるスライダーで空振りの山を築く。
●海老根優大(18・外野手)大阪桐蔭
父親は競輪の元S級選手。桐蔭での愛称はエビちゃん。身体能力が高く走力や一発の魅力に加え、中堅からの強肩で甲子園を沸かせた。
●イヒネ・イツア(18・内野手)誉
甲子園実績がなく全国的には無名だが、ナイジェリア人の両親を持ち、突き抜けた身体能力にプロも注目。ソフトバンクが1位指名を公言。
●曽谷龍平(21・投手)白鴎大
MAX152キロを投げる即戦力左腕。明桜高時代は山口航輝(千葉ロッテ)と同期で、吉田輝星(北海道日本ハム)のライバルだった。オリックスが1位指名を公言。
●矢澤宏太(22・投手/外野手)日体大
二刀流として大きな注目を集める左投左打の逸材。投げては縦のスライダーが持ち味で、打っては広角に放てるクラッチヒッターだ。