仮住まいの費用は9億円以上に(2019年2月、東京・港区。写真/時事通信フォト)
紀子さまこだわりの「金」は一体何に使われたのか。
「秋篠宮ご夫妻が記者会見などで使われる大広間ではないかといわれています。その背後に、縦2×横3mほどのパネルのようなものが飾ってあるのですが、そこにふんだんに金を用いたというのです」(前出・宮内庁関係者)
紀子さまは建築資材の産地にまで気を回された。
「大理石はイタリア製を、などといったご要望が相次いだのです。公室部分では、海外の賓客をもてなすこともありますから、失礼のないように立派なお部屋を作りたいというお気持ちがあったのでしょう」(前出・宮内庁関係者)
最終的な改修費用は約34億円にのぼった。当初予算を大きく超えたわけではないとはいえ、工事完了までの仮住まいである御仮寓所の建設にかかった9億8000万円を含め、およそ44億円。こうして紀子さまは、ご納得の「オーダーメイド御殿」を手に入れられた。
※女性セブン2022年11月3日号