映画やドラマに引っ張りだこ(時事通信フォト)

岸井ゆきのも出演(時事通信フォト)

 那由他に「じいさんず」と命名された三人は、「ゲームの知識はからきし」「そもそもパソコンの使い方も…」というトリオ。彼らにゲームのアイデアを説明するため、那由他はオセロ盤の上にパチンコ玉をばらまいて、磁石で吸いつけながら話をするというアナログ気配りを見せた。

 その後、ゲームのテスト画面を見ても三人は「どこがすごいのかわからない」「おそろしくつまらんですよ」「なんでこの丸いのは動き回っているんだ?」と言いたい放題だが、ゲームの知識が乏しい視聴者は、三人と同様の気持ちになったに違いない。ゲーム無縁人生が長い筆者も、まさかここで「わかるわー」とでんでんに同調することになろうとは思わなかった。

 だが、隼人に影響された那由他により、ゲームに世界観が構築され、画面に彩りが盛り込まれると、さすがの三人も「なかなか面白い」「舞台は一万年後の地球です」などと話せるほどに「進化」する。なるほど、これくらいの感じでもドラマについていけるのねと、安心した。じいさんず、頑張ってくれ! 心より応援したくなる。

 そして、二話の終盤、隼人に契約を迫っていた興津も、ゲームに対する知識が乏しいことが判明。驚いたことに興津は敵方なのに、ある意味「ゲームわかってない視聴者の味方」だった。今後、興津はゲームにどんな反応を見せるのか。「ゲームがよくわからないからドラマもわからない」と思い込む視聴者に難関を突破してもらう切り札は、実は興津なのかも。

 この男のポーカーフェイスが崩れるとき、何かが起きる。その瞬間を待つ。

※山崎の崎は「たつさき」が正式表記

オダギリジョー

オダギリジョーも出演

関連記事

トピックス

世界中を旅するロリィタモデルの夕霧わかなさん。身長は133センチ
「毎朝起きると服が血まみれに…」身長133センチのロリィタモデル・夕霧わかな(25)が明かした“アトピーの苦悩”、「両親は可哀想と写真を残していない」オシャレを諦めた過去
NEWSポストセブン
人気シンガーソングライターの優里(優里の公式HPより)
《音にクレームが》歌手・優里に“ご近所トラブル”「リフォーム後に騒音が…」本人が直撃に語った真相「音を気にかけてはいるんですけど」
NEWSポストセブン
キャンパスライフをスタートされた悠仁さま
《5000字超えの意見書が…》悠仁さまが通う筑波大で警備強化、出入り口封鎖も 一般学生からは「厳しすぎて不便」との声
週刊ポスト
事実上の戦力外となった前田健太(時事通信フォト)
《あなたとの旅はエキサイティングだった》戦力外の前田健太投手、元女性アナの年上妻と別居生活 すでに帰国の「惜別SNS英文」の意味深
NEWSポストセブン
1992年にデビューし、アイドルグループ「みるく」のメンバーとして活躍したそめやゆきこさん
《熱湯風呂に9回入湯》元アイドル・そめやゆきこ「初海外の現地でセクシー写真集を撮ると言われて…」両親に勘当され抱え続けた“トラウマ”の過去
NEWSポストセブン
左:激太り後の水原被告、右:
【激太りの近況】水原一平氏が収監延期で滞在続ける「家賃2400ドル新居」での“優雅な生活”「テスラに乗り、2匹の愛犬とともに」
NEWSポストセブン
折田楓氏(本人のinstagramより)
「身内にゆるいねアンタら、大変なことになるよ!」 斎藤元彦兵庫県知事と「merchu」折田楓社長の“関係”が県議会委員会で物議《県知事らによる“企業表彰”を受賞》
NEWSポストセブン
笑顔に隠されたムキムキ女将の知られざる過去とは…
《老舗かまぼこ屋のムキムキ女将》「銭湯ではタオルで身体を隠しちゃう」一心不乱に突き進む“筋肉道”の苦悩と葛藤、1度だけ号泣した過酷減量
NEWSポストセブン
横山剣(右)と岩崎宏美の「昭和歌謡イイネ!」対談
【横山剣「昭和歌謡イイネ!」対談】岩崎宏美が語る『スター誕生!』秘話 毎週500人が参加したオーディション、トレードマークの「おかっぱ」を生んだディレクターの“暴言”
週刊ポスト
“ボディビルダー”というもう一つの顔を持つ
《かまぼこ屋の若女将がエプロン脱いだらムキムキ》体重24キロ増減、“筋肉美”を求めて1年でボディビル大会入賞「きっかけは夫の一声でした」
NEWSポストセブン
母・佳代さんのエッセイ本を絶賛した小室圭さん
小室圭さん “トランプショック”による多忙で「眞子さんとの日本帰国」はどうなる? 最愛の母・佳代さんと会うチャンスが…
NEWSポストセブン
春の雅楽演奏会を鑑賞された愛子さま(2025年4月27日、撮影/JMPA)
《雅楽演奏会をご鑑賞》愛子さま、春の訪れを感じさせる装い 母・雅子さまと同じ「光沢×ピンク」コーデ
NEWSポストセブン