芸能

山崎賢人主演『アトムの童』、「ゲームとは無縁」の視聴者を惹きつける“仕掛け”

山崎賢人

『アトムの童』に主演する山崎賢人

 話題を呼ぶ秋ドラマの1つ、日曜劇場『アトムの童(こ)』(TBS系)。ゲーム業界を舞台に山崎賢人演じる天才ゲーム開発者が大資本の企業を対峙しながら、世界に向けたゲーム開発に挑戦する。コラムニストのペリー荻野さんがこのドラマの見どころについて解説する。

 * * *
 日曜劇場『アトムの童』は、「難関」と格闘している。主人公の安積那由他(山崎賢人)は、かつて隼人(松下洸平)とともに「ジョン・ドゥ」の名前で画期的なゲームを創り上げた天才開発者。

 彼は、興津(オダギリジョー)率いる大手IT企業「SAGAS」にアイデアと親友の命を奪われるという壮絶な経験をして以来、ゲーム制作からは遠ざかっていたが、廃業寸前の老舗玩具メーカー「アトム玩具」の社長になった海(岸井ゆきの)に頼まれ、再び、動き出す。

「日曜劇場」では、これまで『下町ロケット』、『陸王』など、中小企業がさまざまな困難に直面しながら、団結してものづくりに奮闘し、大企業に挑むという構図のドラマを放送してきた。いわば得意分野といえる。

『アトムの童』の那由他も初回から興津に「ゲームの面白さはアイデアだ!」と敵対心むき出しで宣言。二話では、過去の事件以来、那由他と連絡を絶ち、「SAGAS」にいた隼人が「アトム玩具」に入社し、いよいよ最強のふたりが本格的にゲーム開発を始めることに。ますます熱は高くなってきた。

 ここで彼らに立ちふさがる「難関」とは、「アトム玩具」潰しを画策する感じの悪い興津である…と言いたいが、実はそこじゃない。つまりは、「日曜劇場」の視聴者が、ゲームの話にどれだけついてこれるかということなのだ。

 もちろん、ドラマの核はゲームの内容だけではなく、仕事や友情、会社の運営などたくさんあるのだが、ゲームや業界のすごさを知らないとわからないような気がすることも事実。その点のフォロー要員として活躍しているのが、「アトム玩具」の前社長で海の父でもある富永繁雄(風間杜夫)と古参社員の八重樫(でんでん)と各務(塚地武雄)だ。

関連記事

トピックス

虐待があった田川市・松原保育園
《保育士10人が幼児を虐待》「麗奈は家で毎日泣いてた。追い詰められて…」逮捕された女性保育士(25)の夫が訴えた“園の職場環境”「ベテランがみんな辞めて頼れる人がおらんくなった」【福岡県田川市】
NEWSポストセブン
海外セレブの間では「アスレジャー
というファッションジャンルが流行(画像は日本のアスレジャーブランド、RUELLEのInstagramより)
《ぴったりレギンスで街歩き》外国人旅行者の“アスレジャー”ファッションに注意喚起〈多くの国では日常着として定着しているが、日本はそうではない〉
NEWSポストセブン
亡くなったアンナ・ケプラーさん(TikTokより)
巨大クルーズ船で米・チアリーダー(18)が“謎の死”「首を絞められたような2つのアザ」「FBIが捜査状況を明かさず…」《元恋人が証言した“事件の予兆”》
NEWSポストセブン
【複雑極まりない事情】元・貴景勝の湊川親方が常盤山部屋を継承へ 「複数の裏方が別の部屋へ移る」のはなぜ? 力士・スタッフに複数のルーツが混在…出羽海一門による裏方囲い込み説も
【複雑極まりない事情】元・貴景勝の湊川親方が常盤山部屋を継承へ 「複数の裏方が別の部屋へ移る」のはなぜ? 力士・スタッフに複数のルーツが混在…出羽海一門による裏方囲い込み説も
NEWSポストセブン
アスレジャースタイルで渋谷を歩く女性に街頭インタビュー(左はGettyImages、右はインタビューに応じた現役女子大生のユウコさん提供)
「同級生に笑われたこともある」現役女子大生(19)が「全身レギンス姿」で大学に通う理由…「海外ではだらしないとされる体型でも隠すことはない」日本に「アスレジャー」は定着するのか【海外で議論も】
NEWSポストセブン
中山美穂さんが亡くなってから1周忌が経とうとしている
《逝去から1年…いまだに叶わない墓参り》中山美穂さんが苦手にしていた意外な仕事「収録後に泣いて落ち込んでいました…」元事務所社長が明かした素顔
NEWSポストセブン
決定戦で横綱を下した安青錦(写真/JMPA)
【最速大関・安青錦の素顔】ウクライナを離れて3年、なぜ強くなれたのか? 来日に尽力した恩人は「日本人的でシャイなところがあって、真面目で相撲が大好き」、周囲へ感謝を忘れない心構え
週刊ポスト
イギリス出身のインフルエンサー、ボニー・ブルー(Instagramより)(Instagramより)
《俺のカラダにサインして!》お騒がせ金髪美女インフルエンサー(26)のバスが若い男性グループから襲撃被害、本人不在でも“警備員追加”の大混乱に
NEWSポストセブン
主演映画『TOKYOタクシー』が公開中の木村拓哉
《映画『TOKYOタクシー』も話題》“キムタク”という矜持とともにさらなる高みを目指して歩み続ける木村拓哉が見せた“進化する大人”の姿
女性セブン
(左から)中畑清氏、江本孟紀氏、達川光男氏の人気座談会(撮影/山崎力夫)
【江本孟紀・中畑清・達川光男座談会1】阪神・日本シリーズ敗退の原因を分析 「2戦目の先発起用が勝敗を分けた」 中畑氏は絶不調だった大山悠輔に厳しい一言
週刊ポスト
CM露出ランキングで初の1位に輝いた今田美桜(時事通信フォト)
《企業の資料を読み込んで現場に…》今田美桜が綾瀬はるかを抑えて2025年「CM露出タレントランキング」1位に輝いた理由
NEWSポストセブン
亡くなったテスタドさん。現場には花が手向けられていた(本人SNSより)
《足立区11人死傷》「2~3年前にSUVでブロック塀に衝突」証言も…容疑者はなぜ免許を持っていた? 弁護士が解説する「『運転できる能力』と『刑事責任能力』は別物」
NEWSポストセブン