芸能

川口春奈と本田翼“罵り合い共演”から10年「女優としてもYouTuberとしても」の共通点

『silent』出演中の川口春奈

『silent』に出演中の川口春奈(2022年10月撮影)

 10月クールのドラマで断トツの話題作は、『silent』(フジテレビ系、木曜22時)だろう。見逃し配信の再生回数がフジテレビの歴代最高を記録するなど、「とにかく泣ける」展開が視聴者のハートをがっちり掴んでいる。

 一方、視聴率は『silent』に及ばないながらも、高橋文哉(21才)やアイドルグループ『INI』のメンバーといったイケメンが数多く登場することで人気を呼んでいるのが『君の花になる』(TBS系、火曜22時)だ。

 主演はそれぞれ川口春奈(27才)と本田翼(30才)。実はこの2人には共通点が多い。

 川口も本田も芸能界での最初のキャリアはファッション誌のモデルだった。本田は2006年にファッション誌『Seventeen』(集英社)の専属モデルとして、川口は2007年にファッション誌『ニコラ』(新潮社)の専属モデルとしてデビューした。ともに公表されている身長は166cm。圧倒的なスタイルの良さで、ファッション誌の表紙を次々に飾った。

 女優としてのデビューは川口が2009年、本田が2011年と、川口がわずかに早かったものの、2012年にはドラマ『GTO』(フジテレビ系)で高校生役として共演を果たす。敵対する関係で、激しく罵り合うシーンを見事に演じきった。

 共通点はそれだけにとどまらない。2人ともYoutuberとしても活躍している。川口は自身のYouTubeチャンネル『はーちゃんねる』ではドラマで見せる女優としての顔とは異なる、“素の表情”をファンに向けて配信。タイ古式マッサージを受けて悲鳴を上げる姿や、ラーメンを黙々とすする姿が「自然体でびっくり!」「身近に感じてしまう!」とファンの共感を呼んでいる。

 一方の本田は、チャンネル登録者数が220万人を超えるYoutubeチャンネル『ほんだのばいく』を活躍の場としている。大のゲーム好きであることを公言している本田らしさ全開のゲーム実況動画は、再生回数が500万回を超えるほどの人気ぶりだ。人気Youtuber・ヒカキンとのコラボ動画もアップするなど、専業Youtuber顔負けの企画力が視聴者から絶賛されている。

「似たようなキャリアを歩んできた2人ですが、年齢的にはそろそろ女優としての『代表作』とも呼べる作品との出会いが欲しいところでした。『silent』は毎週の放送後にTwitterでトレンド入りするほどの人気作で、川口さんにとっての代表作になる可能性がありますね」(芸能関係者)

 芸能界を牽引する2人の今後に期待が集まる。

関連キーワード

関連記事

トピックス

遠野なぎこ(Instagramより)
《愛するネコは無事発見》遠野なぎこが明かしていた「冷房嫌い」 夏でもヒートテックで「眠っている間に脱水症状」も 【遺体の身元確認中】
NEWSポストセブン
ブラジルを公式訪問されている秋篠宮家の次女・佳子さま(2025年6月4日、撮影/JMPA)
「佳子さまは大学院で学位取得」とブラジル大手通信社が“学歴デマ報道”  宮内庁は「全報道への対応は困難。訂正は求めていません」と回答
NEWSポストセブン
米田
「元祖二刀流」の米田哲也氏が大谷翔平の打撃を「乗っているよな」と評す 缶チューハイ万引き逮捕後初告白で「巨人に移籍していれば投手本塁打数は歴代1位だった」と語る
NEWSポストセブン
花田優一が語った福田典子アナへの“熱い愛”
《福田典子アナへの“熱い愛”を直撃》花田優一が語った新恋人との生活と再婚の可能性「お互いのリズムで足並みを揃えながら、寄り添って進んでいこうと思います」
週刊ポスト
麻辣湯を中心とした中国発の飲食チェーン『楊國福』で撮影された動画が物議を醸している(HP/Instagramより)
〈まさかスープに入れてないよね、、、〉人気の麻辣湯店『楊國福』で「厨房の床で牛骨叩き割り」動画が拡散、店舗オーナーが語った実情「当日、料理長がいなくて」
NEWSポストセブン
生成AIを用いた佳子さまの動画が拡散されている(時事通信フォト)
「佳子さまの水着姿」「佳子さまダンス」…拡散する生成AI“ディープフェイク”に宮内庁は「必要に応じて警察庁を始めとする関係省庁等と対応を行う」
NEWSポストセブン
まだ重要な問題が残されている(中居正広氏/時事通信フォト)
中居正広氏と被害女性Aさんの“事案後のメール”に「フジ幹部B氏」が繰り返し登場する動かぬ証拠 「業務の延長線上」だったのか、残された最後の問題
週刊ポスト
50歳で「アンパンマン」を描き始めたやなせたかし氏(時事通信フォト)
《巨大なアンパンマン経済圏》累計市場規模は約6.6兆円…! スパイダーマンやバットマンより稼ぎ出す背景に「ミュージアム」の存在
NEWSポストセブン
保護者を裏切った森山勇二容疑者
盗撮逮捕教師“リーダー格”森山勇二容疑者在籍の小学校は名古屋市内で有数の「性教育推進校」だった 外部の団体に委託して『思春期セミナー』を開催
週刊ポスト
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《ブログが主な収入源…》女優・遠野なぎこ、レギュラー番組“全滅”で悩んでいた「金銭苦」、1週間前に公表した「診断結果」「薬の処方」
NEWSポストセブン
ホストクラブや風俗店、飲食店のネオン看板がひしめく新宿歌舞伎町(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」のもとにやって来た相談者は「女風」のセラピスト》3か月でホストを諦めた男性に声を掛けた「紫色の靴を履いた男」
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 万引き逮捕の350勝投手が独占懺悔告白ほか
「週刊ポスト」本日発売! 万引き逮捕の350勝投手が独占懺悔告白ほか
NEWSポストセブン