国内

「サッカー日本代表が勝っちゃうしで、残念」大炎上の共産党・羽鳥区議、過去には『鬼滅の刃 遊郭編』に噛みついたことも

羽鳥区議がツイート

羽鳥区議が「残念」とツイート(写真はFacebookのプロフィールより)

 11月23日、サッカーW杯のグループリーグでは、日本が2対1で優勝候補ドイツに逆転勝利。日本中が熱狂に包まれるなか、ツイッターの投稿をめぐって炎上騒動が起きている。日本共産党の羽鳥だいすけ・中野区議が11月24日、自身のツイッターで、「サッカーワールドカップドイツ代表、試合前の写真撮影で口塞ぐ 腕章禁止に抗議」という毎日新聞の記事紹介ツイートを引用した上で、こうつぶやいた。

〈日本とドイツのサッカー協会の差を見せつけられちゃうし、日本代表は勝っちゃうしで、残念というほかない〉

 毎日新聞の記事は、ドイツの選手たちが多様性などを訴える腕章の着用を禁じたFIFAに抗議し、その行動をドイツ・サッカー連盟が支持する声明を出したというもので、羽鳥氏はその行動に対する共感を示したかったのだろう。だが、日本の勝利に水を差すような発言に、SNSは大炎上。「政治とスポーツは関係ない」「日本のサッカーファンを敵にしたな」といった批判の声が相次いでいる。

 実は羽鳥氏はこれまでにも、人気アニメに噛みついたことでプチ炎上したことがあった。今年3月25日のツイートである。

〈この前、『鬼滅の刃 遊郭編』の感想を話していたときに、話していた相手が「炭治郎は鬼が人を殺すことにはすごく怒るのに、人が人を虐げてる遊郭には何も言わないのが違和感しかない」と言っていたのが、とても興味深い感想だなとその時思いました。それに対しては〉

〈宇髄さんが炭治郎たちを遊郭に連れて行く時に、「ここは男と女の欲望が交わる場所だ」みたいに言っていたことに現れているように、作者自身に遊郭に対して「女の人にとって酷い場所だったけど、見初められたら解放される場所」程度の認識しかないからなんじゃないか、と思いました〉

 このツイートにも「舞台が大正時代の作品へその問題意識を持ち出すのは無理があるのでは?」などのコメントがつき、多くの批判が寄せられる事態となった。エンターテイメントの世界に政治を持ち込むのは考えものだ。

関連記事

トピックス

都内の人気カフェで目撃された田中将大&里田まい夫妻(時事通信フォト/HPより))
《ファーム暮らしの夫と妻・里田まい》巨人・田中将大が人気カフェデートで見せた束の間の微笑…日米通算200勝を目前に「1軍から声が掛からない事情」
NEWSポストセブン
浅草・浅草寺で撮影された台湾人観光客の写真が物議を醸している(Xより)
「私に群がる日本のファンたち…」浅草・台湾人観光客の“#羞恥任務”が物議、ITジャーナリスト解説「炎上も計算の内かもしれません」
NEWSポストセブン
新横綱・大の里(時事通信フォト)
《横綱昇進》祖父が語る“怪物”大の里の子ども時代「生まれたときから大きく、朝ご飯は2回」「負けず嫌いじゃなかった」
NEWSポストセブン
ブラジルを公式訪問されている秋篠宮家の次女・佳子さま(時事通信フォト)
《スヤスヤ寝顔動画で話題の佳子さま》「メイクは引き算くらいがちょうどよいのでは…」ブラジル訪問の“まるでファッションショー”な日替わり衣装、専門家がワンポイントアドバイス【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
ヤクザが路上で客引きをしていた男性を脅すのにトクリュウを呼んで逮捕された(時事通信フォト)
《ヤクザとトクリュウの上下関係が不明に》大阪ミナミでトクリュウを集めて客引き男性を脅して暴力団幹部が逮捕 この事件で”用心棒”はどっちだったのか 
NEWSポストセブン
2013年大阪桐蔭の春夏甲子園出場に主力として貢献した福森大翔(本人提供)
【10万人に6例未満のがんと闘う甲子園のスター】絶望を支える妻の献身「私が治すから大丈夫」オリックス・森友哉、元阪神・西岡や岩田も応援
NEWSポストセブン
新横綱・大の里(時事通信フォト))
《地元秘話》横綱昇進の“怪物”大の里は唯一無二の愛されキャラ「トイレにひとりで行けないくらい怖がり」「友達も多くてニコニコしてかわいい子だったわ」
NEWSポストセブン
ミスタープロ野球として、日本中から愛された長嶋茂雄さんが6月3日、89才で亡くなった
長島三奈さん、自身の誕生日に父・長嶋茂雄さんが死去 どんな思いで偉大すぎる父を長年サポートし続けてきたのか
女性セブン
イギリス出身のインフルエンサーであるボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
金髪美女インフルエンサー(26)が “性的暴力を助長する”と批判殺到の「ふれあい動物園」企画直前にアカウント停止《1000人以上の男性と関係を持つ企画で話題に》
NEWSポストセブン
逮捕された波多野佑哉容疑者(共同通信)。現場になったラブホテル
《名古屋・美人局殺人》「事件現場の“女子大エリア”は治安が悪い」金髪ロングヘアの容疑者女性(19)が被害男性(32)に密着し…事件30分前に見せていた“親密そうな様子”
NEWSポストセブン
東京・昭島市周辺地域の下水処理を行っている多摩川上流水再生センター
《ウンコは資源》排泄大国ニッポンが抱える“黄金の資源”を活用できてない問題「江戸時代の取引金額は10億円前後」「北朝鮮では売買・窃盗の対象にも」
NEWSポストセブン
ブラジル公式訪問中の佳子さま(時事通信フォト)
《佳子さまの寝顔がSNSで拡散》「本当に美しくて、まるで人形みたい」の声も 識者が解説する佳子さま“現地フィーバー”のワケ
NEWSポストセブン