フジテレビアナ・三田友梨佳(写真/ロケットパンチ)
「テレビ界では現在、女性のフリーキャスター不足が深刻。鳴り物入りでテレビ朝日からTBS『ニュース23』に移籍した小川彩佳が苦戦したり、古巣から三顧の礼をもって迎えられた加藤綾子が、めぼしい結果を残せないまま夕方のニュースを3年で降板したりと、なかなか成功例が見当たりません。
しかし三田アナは、華やかな容姿で多くの男性ファンを抱える一方で、朗らかで親しげなイメージは女性ファンにも厚く支持されており、男性から女性からも愛される稀有なキャラクターの持ち主。高校時代にアメリカ留学を経験していて語学は堪能ですし、これまで担当した報道番組を見ると、自分の言葉でしっかりと自分の意見を言えるタイプですから、本格的にフリーとして活動するのであれば、起用したいというテレビ局はいくらでもあるでしょう。
参考になりそうなのは、フジテレビの先輩の高島彩です。彼女もフジ在籍時から報道もバラエティもできる“二刀流”でしたが、現在は『サタデーステーション』(テレビ朝日系)をメインにこなしつつ、子育てを両立するスタイル。どちらかと言えば報道に軸足を置いている印象です。三田アナは知名度も高いですし、落ち着いた雰囲気はスポンサーにも好まれるでしょうから、本人さえ首を縦に振れば、すぐにでもキャスターの仕事は決まりそう。とりわけ彼女の評価を高めた23時台のニュースは各局とも混戦模様ですから、他局に電撃デビューがあるかもしれません」(前出・キー局関係者)