昨年夏から開設したTikTokは、もっとすごい。K-POPのダンスを披露したり、シンガーソングライターaikoのヒット曲『カブトムシ』を歌ったり、元日向坂46の渡辺美穂ともプライベートで「踊ってみた」動画、クリスマスにはサンタコスプレ、正月には振袖姿で踊るなど、とてもいち局アナとは思えないほどのハイクオリティーの投稿を続けている。当然ながらTikTokも人気で、開設わずか半年で43万人もフォロワーが付いた。
本人も雑誌のインタビューで「女子大生時代から自分好みのファッションやメイクを楽しんでいただけなのですが、社会人になったらそれが“男ウケ”と認識されることが増えてきたので、せっかくなら突き詰めてみたいなって。“あざとい”を研究して投稿したら、女性のフォロワーさんも増えてきたんです」と語っている。名実ともに、人気急上昇中のインフルエンサーなのである。
「テレ東は、各アナウンサーたちに個人SNSを展開させていて、局を挙げてタレント化を後押ししています。同局のバラエティー番組『内村のツボる動画』の公式YouTubeでも、森アナに歌を歌わせていて、彼女の『残響散歌』は100万回再生突破と大バズり。局内でも喝采を浴びたそうです」(前出・芸能関係者)
Z世代の森アナは、テレ東の自由な社風の中、自らもアイデアをどんどん出して、SNSで人気を上げてきたが、いつしか1つの会社に収まらないほどの影響力、実力を発揮してしまったということか。「退社後は、インフルエンサーを多く抱える会社に籍を置くようです。局アナの退社後の所属先としては、初めてのケースではないでしょうか。女性の人気が高いという点では、第二の田中みな実(36才)みたいになるかもしれませんね」(前出・テレ東関係者)