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EXIT兼近大樹 過去を掘り起こされて続く炎上、活動への影響は…「テレビ以外でも活躍できる」の声も

EXITの兼近大樹(時事通信フォト)

EXITの兼近大樹の炎上が止まらない(時事通信フォト)

 連続強盗事件の指示役“ルフィ”と見られる容疑者と過去に接点があったことが明らかになった、お笑いコンビ・EXITの兼近大樹。ネット上では、批判的な声が止まない状況が続き、今後のメディア露出の行方が心配されている。

 2月1日に開催予定だったEXITが出演するイヴ・サンローラン・ボーテのトークイベントは、当日になって急遽中止。EXITが出演しているエースコックのCM動画も公式サイトから削除された。いずれも、兼近の騒動との関係性は不明であるものの、ネット上では、

〈過去は過去としても、どこかで未来への活動を認めるべきタイミングはあるべきだとは思うなぁ〉
〈スポンサーが関わるものは自社の商品のイメージに影響も及ぼすわけだから、こういう判断になるのは仕方がない〉
〈ハイブランドのイメージにも関わるし、企業側も待ったをかけるのは当然〉

 など、セカンドチャンスが認められる社会を望むという声とともに、企業イメージに関わる仕事は難しいだろうという意見があった。

 その一方で、『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系、2月1日、8日放送)、『ラヴィット!』(TBS系、2月10日放送)など、レギュラー番組については変わらず出演している。

「ネット上では兼近さんに対して“テレビで見たくない”などの声もありますが、現在の兼近さんが犯罪行為に及んでいるわけではなく、本人も過去の事件についてしっかり反省していると、これまで何度も語っています。もちろんテレビ局も、兼近さんがネット上でバッシングされていることは把握しているでしょうが、このタイミングで“兼近切り”をすると、逆に“セカンドチャンスを認めない”というイメージがつき、そちらの方向性でテレビ局が叩かれる可能性もある。兼近さんに対して、批判的な声と応援の声が混在している現状では“とりあえず静観”というのが、テレビ局の判断なのでしょう」(メディア関係者・以下同)

過去のツイートを掘り起こされる

 そんななか、ルフィとの接点だけでなく、兼近の自伝的小説『むき出し』の中にある、小学生時代に同級生の女子をイジメていたという記述にもスポットが当たっている。

「兼近さん本人は、あくまでもフィクションであると説明しているものの、ネット上ではその内容が真実であるかのように批判されています。小説の内容で叩かれるというのは、少々理不尽ではありますが、ネット上では真実かどうかよりも“空気感”が優先されてしまいがちなのも事実。ルフィとの接点で兼近さんを叩きやすい空気がある中だと、簡単には火消しできないんですよ。その結果、どんどん兼近さんのイメージが悪くなっているのも間違いないですね」

 加えて、兼近が2013年にツイッターで〈よく女の子の腕の骨へし折ってたなー〉などと投稿していたことも掘り起こされて、批判されている。さらに、相方・りんたろー。が2014年に投稿した〈俺これからも猫蹴るし、風呂入んないし、ファンに手出すし、陰口クソ言うね!〉というツイートもバッシングの標的になっている。

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