K-POPがどんどん日本のエンタメ界に進出してくる

 SMエンタから今年日本デビューを果たしたNCT DREAMのファンで、ダンスが趣味だという女性・Bさん(24歳/会社員)は、こう話す。

「正直、不安は感じています。そもそもHYBEが追求する音楽とSMのサウンドはかなり異なっているように感じるし、ダンスの面でみても2つの事務所のスタイルは全然違うんですよ。私は東方神起やテミン(※SHINeeのメンバー)のようなSMのダンスが大好きで、自分もダンスを始めたんです。そのあたりの方向性が今後変化したらイヤだなと思います。

 ただ、SMは今年『NCT東京』という、NCTの東京グループを作ることを発表しています。またHYBEのほうも、HYBE LABELS JAPAN(※HYBE日本支社)から2022年、日本人メンバーがメインの『&TEAM』をデビューさせました。

 そうした動きもあるので、K-POPがますます日本のメディアを席巻していくことになるのは間違いないと感じます。実際に『&TEAM』はSKY-HIが手掛ける事務所BMSGともコラボしているので、どんどん日本のエンタメ界に進出してくると思います」(Bさん)

 こう予想するBさんだが、「SMエンタがHYBEと手を組むのであれば、もっとアーティストを大切に守ってほしい」と語る。

「SMファンとしての希望は、SMの伝統を大事にしつつ、労働環境の改善に努めてほしいですね。“イスマン帝国”などと呼ばれることもあるSMエンタでは、アーティストやライブ演出のクオリティは一流。その伝統や、やり方を継承しつつ、アイドルの過労問題に向き合ってほしい。過密スケジュールにより心身ともに体調を崩すアーティストも多いので、HYBEと手を組むことになるなら、そういう労働面の改善に取り組んでほしいです。そういう働き方の面でも新時代を感じさせてくれたら、ファンは安心すると思います」(Bさん)

 はたしてHYBEとSMエンタの“新しい関係”は、どうなるのか。世界中のK-POPファンが固唾を飲んでその行方を見守っている。

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