週20時間の勉強時間を確保していたという(写真は2022年)
ベテラン芸能記者の石田春男氏は言う。
「今回の企画は途中で番組が終わって頓挫しかけましたが、小倉はしっかり勉強を続け、結果も残しました。合格発表の放送は大きな話題になり、離婚や別居などのネガティブなニュース以外で小倉優子という名前がこれだけ大きくクローズアップされたのは久しぶり。
子育てと勉強を両立させたことで好感度は相当に上がりましたし、受験を経たことで、今後は受験や資格試験の広告に起用されたり、子育てや教育に関するイベントに呼ばれたりと、“受験特需”は当分続くでしょう。インテリキャラとしてクイズ番組に呼ばれたり、コメンテーターに起用されたりする場面も多くなるはずです。
第一志望に受からなかったのも、彼女にとって全くマイナスではありません。もう一度挑戦するならどこかの番組が追ってくれるでしょうから、引き続き“話題の人”でいられますし、一度の失敗にくじけずに挑戦を続ける姿勢を示すのはタレントとしておいしい。受かった大学に通うなら、奇しくも政府は現在、社会人が学び直す『リカレント教育』を推進しており、彼女は絶好のロールモデルになります。
早稲田への再挑戦も魅力的ですが、合格した白百合に通ってSNSに学生生活の様子を投稿すれば、その都度話題になるでしょう。女子大のキャンパスライフはトークのネタとして視聴者の関心も高そうですし、頑張ったごほうびはたっぷりあるでしょう」(石田氏)
苦労がしっかり報われそうな小倉。“こりん星”で世に出た彼女の自己プロデュース能力は、やはり半端ではなかったようだ。