実は一度「営業停止処分」を受けていた

SOD LANDのイベントにはキャットガール姿の女優たちが

SOD LANDのイベントにはキャットガール姿の女優たちが

“大人のテーマパーク”と言われていたSODランドは単に女優が店員なだけでなく、「水着姿のキャストをマジックミラー越しに眺めながらお酒を飲める」などかなり“攻めたコンセプト”であったことはたしかだ。とはいえ、オープンからこれまで約3年、毎日のように店を開けていた中で、なぜいま警察に狙われることになってしまったのか。スタッフはこう続ける。

「実はこれまで何回か警察の指導が入っていたんです。一度は営業停止処分も受けています。それは2階と3階にあるバーカウンターが『接待に当たる』のでランドの飲食店営業には引っかかるという指摘でした。ただ、我々も店内の照明やバーカウンターの構成を変えたり、指導された通りの改装工事もしていました。店員が女優さんだからといって別にきわどいサービスなどをするのではなく、撮影の現場の話とかファンの人からの質問に少し対応するくらいのものですからね。

 今後は風営法の届出を出してやり直すことを目指すと思いますが、店員さんを出してもらっている女優の事務所から『警察が来るような店に女優は出勤させられない』と言われるのが怖いですね」

 SODランドの事情に詳しいライターが匿名を条件に摘発後の様子を明かす。

「摘発時に連行された女優の子の話によれば『給料形態はどうなっているのか』などかなり細かいことを警察から聞かれたようです。また摘発翌日の15日は本社の前に騒動を聞きつけた報道陣が集まっていたのですが、ソフト・オン・デ・マンドの井口翔代表取締役も連行されていたみたいですね。SOD社員によれば、『実は最近、別メーカーに税務調査が入ったらしい。店舗で捜査員が売上確認をしていたことを考えると、まるで税務調査のようだと思った』と言っていました。もしかすると風営法違反で摘発したのはきっかけに過ぎず、『ビデオメーカーの内部調査も考えていたのでは』なんて疑う社員もいるようです」

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