堀江貴文氏(左)とエックスモバイルの木野将徳・社長(時事通信フォト)
堀江氏は三木谷氏のことをどう見ているのだろうか。関氏が続ける。
「意識しているかは分かりませんが、注目はしていると思います。今の楽天モバイルは非常に厳しい状況になっていますから。ただ、やはり正規のキャリアの楽天と比べるのはレベルが違う。堀江氏としては自らの“プロモーション力の違い”を見せつけたいのではないか。これまでコンテンツ勝負のモバイル事業はことごとく失敗してきたので、もし堀江氏がそこに風穴を開けるようなことがあればスゴく面白いですね」
2人がプロ野球参入を巡って火花を散らしていた頃から19年が経った。現在の立場は当時とは異なるが、再びモバイル事業で相まみえることとなった2人の“対決”の結果に注目したい。
※週刊ポスト2023年3月31日号