──はい。その言葉をきっかけに、りんさんは母親と当時のマネージャーに相談し、違う地域に避難するに至ったと語っています。
「これも同じ2021年10月頃、Aから『打ち合わせをしたいのに全然応えてくれず、りんさんのサポートはもうできない』と言われました。それでりんさんと電話で1時間ほど話したとき、『実は後輩のことが嫌いだ』と言われました。ちょっと古い考え方なのかもしれないけど、僕は人間同士が会って話すことが大事だと思うので、りんさんを宥めるような会話になりました。さすがに『後輩と二人きりで会え』とは言っていないと思いますが……。
後輩は親戚が議員で、いろんな人脈を持っています。鶴居村で活動する上で役立つ存在なのは事実だと思うので、『上手く付き合っていったほうがメリットが多いんじゃないか』というアドバイスはしました。でも『後輩と関わらないと村では生きていけない』のように脅したわけでは全くありません」
村人らは「悪い噂は聞いたことがない」
──ご自身としては、りんさんとは問題なく付き合っている感覚でしたか?
「そうですね。りんさんの仕事関係の人に会ったり、会う約束をしたりしていましたし、普段LINEも和やかな雰囲気だったので、仲良くやっているつもりでした」
──りんさんはどんな印象の女性でしたか?
「あまり自分から発言するようなことはなく、大人しい人に見えました。撮影現場でも笑顔を見せないので、『言われたことをただやっているのかな?』という感じがしました。だからこそ、りんさん自身が悪人だとは思っていません」