「バンザーイ!」──4月23日に投開票が行われた統一地方選の衆議院山口2区の補欠選挙。当選が決まった瞬間、山口県岩国市のホテルに集まっていた自民党の新人・岸信千世氏(31才)と支援者は歓喜の声をあげた。
「選挙は予想外の大接戦でした。信千世氏は安倍晋三元首相の甥で、曾祖父は岸信介元首相、父が岸信夫元防衛相という錚々たる“家系図アピール”に終始。それが反感を買って、対立候補の猛烈な追い上げにあってしまった」(地元の自民党関係者)
信千世氏はフジテレビの記者から父・信夫氏の議員秘書に転身し、年末年始に信夫氏の病状が悪化したのを受けて、立候補を決意した。初当選を果たし、岸家の後継者となった彼の側には、ここ数年、ひとりの女性の存在があったという。
「婚約目前といわれる4才年上の女性で、細身で色白の超のつく美人です。実は彼女もちょっとした“有名人”なんですよ」(信千世氏の知人)
女性は大手企業の国際営業部に配属されて瞬く間に業績を伸ばし、その後、本人の希望で海外に赴任すると、売り上げをなんと30倍にまでアップ。当時、30才にして子会社の最年少役員になったという“スーパービジネスウーマン”で、2018年にはテレビ番組『セブンルール』(フジテレビ系)にも出演したことがある。
「番組内では“貯金はせず、自己投資のために使う”“毎日ぬか床を手入れする”“若く見られて仕事でナメられる可能性があるので日に焼けない”など、彼女ならではのルールが紹介されました」(前出・信千世氏の知人)
由緒正しき岸家の“未来の嫁”となれば、相手の家柄も問われそうだが、その点でも彼女は申し分ないようだ。
「父親は大銀行の幹部で、幼少期はシンガポールとアメリカで過ごした帰国子女です。その経験が仕事にも生かされていましたね」(女性の知人)
ふたりの出会いは2~3年ほど前で、知人の紹介だったという。
「ワールドワイドに活躍するたくましい彼女に信千世さんがほれ込んで、猛アタックの結果、見事恋人に“当選”したそうです。現在、彼女は帰国して東京にいますが、信千世さんが頻繁に山口から東京に来ては一緒の時間を過ごし、お互いを支え合っているようですね」(前出・信千世氏の知人)
信千世氏に電話で交際の事実を尋ねると、しばらく間を置いた後、次のように答えた。
「プライベートのことなので、お答えできかねます」
ファーストレディーの素質も充分ありそうな彼女だが、未来の夫は果たしてその期待に応えられるか──。
※女性セブン2023年5月11・18日号