布袋寅泰(時事通信フォト)
「BOOWY解散後も、高橋さんは氷室さん、布袋さんの双方と良好な関係を続けていました。氷室さんが耳の不調を発表した2014年のツアー中に高橋さんが楽屋を訪れ、久々の再会で盛り上がった。以降も定期的に連絡を取り合っていると聞いています。解散の原因になってしまいましたが、氷室さんは高橋さんが山下さんのツアーへの参加を正直に話してくれたことがうれしかったようです。
一方で、布袋さんとはBOOWY時代からよく酒を飲みに行く仲。断絶が続く布袋さんと氷室さんの仲を取り持てるのは、高橋さんしかいなかったんです。それが今回の“公開説教”。布袋さんと高橋さんまでが決別したのなら、再結成の可能性が完全に消滅したということになりますね」(前出・音楽関係者)
今年7月、氷室はソロデビュー35周年を記念したフィルム上映イベントを開催する。そのステージで再結成を期待するファンの声もあったが、“公開説教”以降はあきらめムードが漂っているという。
布袋は昨年3月号の『文藝春秋』で再結成について聞かれ、こう答えている。
《観たいという人がたくさんいるのはわかります。でもいま大事だと思うのは、僕自身が格好良く年を重ねていくこと。再結成なんて、運命に任せるしかないよね(笑)》
還暦を過ぎた大人がネット上で言い争い──これでは再結成は疎か、格好よく年を重ねているとも言えない。
※女性セブン2023年5月25日号