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ミイ&ケイが語るピンク・レディーの舞台裏「忙しすぎても歌えば『生きてる!』と実感」した日々

時代を駆け抜けたピンク・レディー

時代を駆け抜けたピンク・レディー

 子どもから大人まで熱狂し、時代を駆け抜けたピンク・レディー。デビューから47年、今もなおソロとして輝き続けている。モンスター級の人気を誇ったピンク・レディーの舞台裏を、2人は懐かしむように振り返った。

 ピンク・レディーの2人は静岡の中学校で知り合い、すぐに意気投合して結成された。だが、デビューするまでには“意外な”下積み時代があった。

「私は3歳になる頃から歌手になると決めていました。今思えば、幼稚園の先生に『歌が上手ね』と褒められたことがきっかけでした。中学3年生の時に知り合ったミイと2人でヤマハのオーディションに応募したのは高校1年生の時でした」(ケイ)

 ヤマハのオーディションに合格した2人は、「クッキー」という名のデュオを結成。ヤマハの新商品発売のイベントやキャンペーンに参加するなど歌手としての活動を開始、3曲歌って3000円という格安のギャラでセミプロとして活動していた。本格的なデビューのチャンスを掴むためにオーディション番組にも積極的に参加したが落選が続き、最後の挑戦と応募した番組が伝説のオーディション番組『スター誕生!』(日本テレビ系)だった。

「番組の最後に、萩本欽一さんの『それでは、どうぞ!』という合図とともにデビューさせたいレコード会社の担当者がプラカードを上げるのですが、なんと8社が名乗りをあげてくれました。涙が溢れてよく覚えてないのですが(笑)、フライング気味にプラカードを上げてくれた人がその後私たちを育ててくれたT&Cミュージックの相馬一比古さんでした」(ケイ)

 歌って踊れる歌手になる──夢が叶ったと喜ぶ暇もなく2人は上京、レッスン漬けの毎日が待っていた。

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