ライフ

エイジングケアの南雲吉則医師が実践する自宅でできる「水シャワー」健康法 冷え性対策にも

南雲吉則医師が実践する自宅でできる「水シャワー」健康法

南雲吉則医師が実践する自宅でできる「水シャワー」健康法

 著名な乳腺専門医である南雲吉則医師(ナグモクリニック総院長)。エイジングケアの成功でも知られる南雲医師がいま実践するのは、“昔ながら”の健康法だった。南雲医師が説明する。

 * * *
 昨年11月に『体を冷やせば健康になる』(光文社刊)という本を出して、「水シャワー健康法」というものを推奨しました。私自身が始めたのはもう12年前になります。

 昔から健康にいいとされるのは、こたつで温まることなどではなく、「寒中水泳」や「水稽古」「滝行」など、体を冷やすことばかり。改めて調べ直すと、空腹時や有酸素運動の時と同じように、寒さによる刺激が酸素と一緒に脂肪を燃焼させることに気がついた。

 そこで、自宅での入浴時に冷たいシャワーを浴びることを始めたのです。

 とはいえ、こんなことを言われても、「水を浴びる?」となりますよね(笑)。夏場でもない限り、いきなり冷たいシャワーを浴びたら体が冷えすぎてしまう。湯船に浸かって温まった後に浴びることを勧めています。

 初めて取り組む場合は、まずぬるま湯のシャワーを浴びます。徐々に温度を水に近づけて、大丈夫そうだと感じたら、最終的に冷たい水を頭からざっと浴びる。寒さでブルブルしたら、そこで水を止めて、あとは乾いたタオルでよく拭き、乾布摩擦をするという手順です。

 冷たい水を頭からかぶるのが躊躇われる場合は、膝から下や、肘から先に水をかけるだけでも効果的です。実践するのは朝でも夜でも構いません。

 体が慣れた後、水シャワーで冷やす場所で一番大事なのは首の後ろです。首の後ろにある体温調整中枢を冷やすと、体温を一定に保つための機能が働き、反対に深部体温が上がってくるからです。

関連記事

トピックス

元交際相手の白井秀征容疑者(本人SNS)のストーカーに悩まされていた岡崎彩咲陽さん(親族提供)
《川崎・ストーカー殺人》「悔しくて寝られない夜が何度も…」岡崎彩咲陽さんの兄弟が被告の厳罰求める“追悼ライブ”に500人が集結、兄は「俺の自慢の妹だな!愛してる」と涙
NEWSポストセブン
グラドルから本格派女優を目指す西本ヒカル
【ニコラス・ケイジと共演も】「目標は二階堂ふみ、沢尻エリカ」グラドルから本格派女優を目指す西本ヒカルの「すべてをさらけ出す覚悟」
週刊ポスト
阪神・藤川球児監督と、ヘッドコーチに就任した和田豊・元監督(時事通信フォト)
阪神・藤川球児監督 和田豊・元監督が「18歳年上のヘッドコーチ」就任の思惑と不安 几帳面さ、忠実さに評価の声も「何かあった時に責任を取る身代わりでは」の指摘も
NEWSポストセブン
大谷翔平と真美子さん(時事通信フォト)
《ハワイで白黒ペアルック》「大谷翔平さんですか?」に真美子さんは“余裕の対応”…ファンが投稿した「ファミリーの仲睦まじい姿」
NEWSポストセブン
赤穂市民病院が公式に「医療過誤」だと認めている手術は一件のみ(写真/イメージマート)
「階段に突き落とされた」「試験の邪魔をされた」 漫画『脳外科医 竹田くん』のモデルになった赤穂市民病院医療過誤騒動に関係した執刀医と上司の医師の間で繰り広げられた“泥沼告訴合戦”
NEWSポストセブン
被害を受けたジュフリー氏、エプスタイン元被告(時事通信フォト、司法省(DOJ)より)
《女性の体に「ロリータ」の書き込み…》10代少女ら被害に…アメリカ史上最も“闇深い”人身売買事件、新たな写真が公開「手首に何かを巻きつける」「不気味に笑う男」【エプスタイン事件】
NEWSポストセブン
2025年はMLBのワールドシリーズで優勝。WBCでも優勝して、真の“世界一”を目指す(写真/AFLO)
《WBCで大谷翔平の二刀流の可能性は?》元祖WBC戦士・宮本慎也氏が展望「球数を制限しつつマウンドに立ってくれる」、連覇の可能性は50%
女性セブン
「名球会ONK座談会」の印象的なやりとりを振り返る
〈2025年追悼・長嶋茂雄さん 〉「ONK(王・長嶋・金田)座談会」を再録 日本中を明るく照らした“ミスターの言葉”、監督就任中も本音を隠さなかった「野球への熱い想い」
週刊ポスト
12月3日期間限定のスケートパークでオープニングセレモニーに登場した本田望結
《むっちりサンタ姿で登場》10キロ減量を報告した本田望結、ピッタリ衣装を着用した後にクリスマスディナーを“絶景レストラン”で堪能
NEWSポストセブン
訃報が報じられた、“ジャンボ尾崎”こと尾崎将司さん(時事通信フォト)
笹生優花、原英莉花らを育てたジャンボ尾崎さんが語っていた“成長の鉄則” 「最終目的が大きいほどいいわけでもない」
NEWSポストセブン
日高氏が「未成年女性アイドルを深夜に自宅呼び出し」していたことがわかった
《本誌スクープで年内活動辞退》「未成年アイドルを深夜自宅呼び出し」SKY-HIは「猛省しております」と回答していた【各テレビ局も検証を求める声】
NEWSポストセブン
訃報が報じられた、“ジャンボ尾崎”こと尾崎将司さん
亡くなったジャンボ尾崎さんが生前語っていた“人生最後に見たい景色” 「オレのことはもういいんだよ…」
NEWSポストセブン