芸能

江口洋介の35周年ライブに「え、歌手だったの?」の声も 織田裕二、反町隆史らトレンディ俳優はなぜ歌わなくなったのか

江口洋介(2018年撮影)

ソロライブを開催した俳優の江口洋介(2018年撮影)

 俳優の江口洋介(55)が、デビュー35周年を記念して、5月24日に渋谷のSpotify O-WESTでソロライブを開催した。約3年ぶりのライブを前に、ギターを抱えたキービジュアルも公開して、「節目の年ということで、ファンのみなさんと一緒に楽しめる場が作れたらと思って」と意気込みのコメントも発表していた。

 ステージでは軽快なギターに乗せてヒット曲の『愛は愛で』や『恋をした夜は』などを披露。新曲4曲を含めた計18曲を歌い上げた。約2時間、昔と変わらないパワフルな歌声で、集まった約400人のファンを魅了した。

 だが、このライブのニュースが世間に出た際には「え、歌手だったの?」「どんな歌か聴いてみたい」という声が、一部ネット上に出回った。

 たしかに江口は、1998年のベストアルバム発売後は、長らく俳優業に専念。2016年に20年ぶりに単独ライブを開催すると、そこから少しずつ歌声も届けるようになっていた。今回の35周年記念ライブは、妻の森高千里(54)の影響も受けていたという。江口は、周囲に「彼女(森高)が、昨年メジャーデビュー35周年でライブをやっていて、周年行事を大事にしようと思った」という主旨の話を語っているという。

 振り返ると、江口の同世代の二枚目俳優の多くは、20代のころは歌手活動も並行させていた。1987年の映画『湘南爆走族』で、江口とともに俳優&歌手デビューをしていた織田裕二(55)の『Love Somebody』、反町隆史(49)の『POISON~言いたい事も言えないこんな世の中は~』などのヒット曲は、よく覚えている人も多いだろう。

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