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ABEMA藤田かんなアナ 競輪イベントで人だかりができて「ミッキーマウスになった気分」と照れ笑い

「レース結果などデータを元にした堅実な予想を伝えることを心がけています」

「レース結果などデータを元にした堅実な予想を伝えることを心がけています」

 既存のテレビ局にはない挑戦的な番組作りで注目を集めるインターネットテレビABEMA(前・AbemaTV)には、2018年4月から社員アナウンサーがいる。その1期生の一人、藤田かんなアナ(29)は民放の学生キャスターの経験を生かして、ABEMAの初代アナウンサーの座を射止めた。

「卒業後の進路を悩んでいる時にアナウンサー採用として経験者の募集を見つけて、総合職と同時進行でサイバーエージェントを受験しました」

 競輪・オートレースチャンネルなどに出演し、この日は担当する深夜の番組『WINTICKET ミッドナイト競輪』の生放送に臨んだ。

「初心者が健全に競輪を楽しめるよう、レース結果などデータを元にした堅実な予想を伝えることを心がけています。個人的には財布の紐が堅くて確実なレースしかしませんが、分析の結果、三連単1点が1万円以上になったこともあります」

 最近、地方での競輪イベントで藤田アナとの写真撮影を求める人だかりができたことを、「番組が愛されている証」だと喜ぶ。「なんだか人気者のミッキーマウスになった気分でした」と照れ笑いしながらも、さらに競輪が盛り上がる番組作りに貢献したいと表情を引き締めた。

【プロフィール】
藤田かんな(ふじた・かんな)/1994年5月18日生まれ、埼玉県出身。2018年よりAbemaTV(現ABEMA)専属アナウンサー。『WINTICKET ミッドナイト競輪』『クロちゃんとクルーちゃん2nd』など担当。

取材・文/渡部美也 撮影/田中智久

※週刊ポスト2023年6月23日号

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