ライフ

2Lタイプのミニノンフライヤー ベイク、ロースト、温め直し機能搭載、キャンプ・車中泊にも

火を使わずに調理ができるノンフライヤー

火を使わずに調理ができるノンフライヤー

 2011年にアメリカで設立された小型家電製品のグローバル企業「VeSync」は、キッチン家電「COSORI」などのブランドをアメリカ・ヨーロッパ・カナダ・中国・東南アジアなどの国や地域で展開している。

 今回紹介するのは4.7L、3.8L、3.5Lの3サイズを展開するノンフライヤーシリーズの2Lタイプ、『COSORI LITE 2L ミニノンフライヤー』だ。

「ひとり暮らしのかたやキッチンが手狭なご家庭に適しています。ノンフライヤーというネーミングから“油を使わずに揚げる調理器具”というイメージがありますが、本製品はノンフライ以外にも、ベイク(オーブン調理)・ロースト・温め直しといった機能を備えています」(グローバルブランド&マーケティング部のRhea Liaoさん・以下同)

唐揚げもジューシー

唐揚げもジューシー

 野菜ならば使用する油の量は大さじ1杯程度。肉類は食材に含まれる脂で揚げ物ができ、表面はカリカリ、内側はジューシーに仕上がる。これは205℃の熱風をフライヤー内で高速循環させるからだ。

「上部にヒーターを配置し、熱風を高速で循環させます。すると食材の表面の水分が蒸発し、自身の油が表面を覆うため、揚げ油での調理と同様の状態になりカラッと揚がるのです。また、360度全方位から熱風が当たるため、ムラなく均一に仕上がります」

プレートとバスケットは焦げ付きにくい加工で、手洗いが簡単。食洗機にも対応

プレートとバスケットは焦げ付きにくい加工で、手洗いが簡単。食洗機にも対応

 コンロ調理に比べ最大97%オイルカットでき(ポテトフライを使い、本製品と通常のコンロ調理において油の使用量を検証。認証機関SGSによる調査)、余分な油はバスケットに落ちるのでヘルシーだ。さらに油はねがないので後片付けも簡単。調理中に火加減などを見守る必要がないのもありがたい。

 また、高さ26.7×幅21.1×奥行20.3cmのコンパクトさだけでなく、消費電力を900Wに抑えた点もメリットだ。

「たいていのポータブル電源に対応できるので、車中泊やキャンプなどでも使えます」

キャンプでは火おこしの必要もなく調理できる

キャンプでは火おこしの必要もなく調理できる

 静音性にも優れ、わずか48dbの騒音レベルで稼働。これは静かな住宅地や深夜の市内・図書館の騒音と同レベル。

 タッチパネルは人間工学に基づき、画面が30.6度傾いている。設置スペースの上部に余裕がなくてもスムーズな操作が可能だ。

 朝食から晩酌のおつまみまで網羅した60種類のオリジナルレシピ本が付属するのもうれしい。代表的なレシピはホームページで公開され、随時更新されていく予定だ。

 真夏に火を使わずに調理ができるノンフライヤー。物価上昇の折、油を節約でき、さまざまな調理に対応するコスパのよい家電はさらに多くの人に受け入れられるだろう。

『COSORI LITE 2L ミニノンフライヤー』

『COSORI LITE 2L ミニノンフライヤー』

【商品DATA】
『COSORI LITE 2L ミニノンフライヤー』/VeSync/8980円
サイズ/高さ26.7×幅21.1×奥行20.3cm(ハンドルを含まない)、重量/2.37kg、容量/2L
カラー/ブラック・ホワイト
温度設定範囲/75〜205℃、時間設定範囲/1〜60分。

取材・文/藤岡加奈子

※女性セブン2023年8月3日号

関連記事

トピックス

ロッカールームの写真が公開された(時事通信フォト)
「かわいらしいグミ」「透明の白いボックス」大谷翔平が公開したロッカールームに映り込んでいた“ふたつの異物”の正体
NEWSポストセブン
大谷と真美子さんの「冬のホーム」が観光地化の危機
《白パーカー私服姿とは異なり…》真美子さんが1年ぶりにレッドカーペット登場、注目される“ラグジュアリーなパンツドレス姿”【大谷翔平がオールスターゲーム出場】
NEWSポストセブン
和久井被告が法廷で“ブチギレ罵声”
【懲役15年】「ぶん殴ってでも返金させる」「そんなに刺した感触もなかった…」キャバクラ店経営女性をメッタ刺しにした和久井学被告、法廷で「後悔の念」見せず【新宿タワマン殺人・判決】
NEWSポストセブン
初の海外公務を行う予定の愛子さま(写真/共同通信社 )
愛子さま、初の海外公務で11月にラオスへ、王室文化が浸透しているヨーロッパ諸国ではなく、アジアの内陸国が選ばれた理由 雅子さまにも通じる国際貢献への思い 
女性セブン
几帳面な字で獄中での生活や宇都宮氏への感謝を綴った、りりちゃんからの手紙
《深層レポート》「私人間やめたい」頂き女子りりちゃん、獄中からの手紙 足しげく面会に通う母親が明かした現在の様子
女性セブン
“マエケン”こと前田健太投手(Instagramより)
《ママとパパはあなたを支える…》前田健太投手、別々で暮らす元女子アナ妻は夫の地元で地上120メートルの絶景バックに「ラグジュアリーな誕生日会の夜」
NEWSポストセブン
グリーンの縞柄のワンピースをお召しになった紀子さま(7月3日撮影、時事通信フォト)
《佳子さまと同じブランドでは?》紀子さま、万博で着用された“縞柄ワンピ”に専門家は「ウエストの部分が…」別物だと指摘【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
和久井学被告が抱えていた恐ろしいほどの“復讐心”
「プラトニックな関係ならいいよ」和久井被告(52)が告白したキャバクラ経営被害女性からの“返答” 月収20〜30万円、実家暮らしの被告人が「結婚を疑わなかった理由」【新宿タワマン殺人・公判】
NEWSポストセブン
山下市郎容疑者(41)はなぜ凶行に走ったのか。その背景には男の”暴力性”や”執着心”があった
「あいつは俺の推し。あんな女、ほかにはいない」山下市郎容疑者の被害者への“ガチ恋”が強烈な殺意に変わった背景〈キレ癖、暴力性、執着心〉【浜松市ガールズバー刺殺】
NEWSポストセブン
英国の大学に通う中国人の留学生が性的暴行の罪で有罪に
「意識が朦朧とした女性が『STOP(やめて)』と抵抗して…」陪審員が涙した“英国史上最悪のレイプ犯の証拠動画”の存在《中国人留学生被告に終身刑言い渡し》
NEWSポストセブン
橋本環奈と中川大志が結婚へ
《橋本環奈と中川大志が結婚へ》破局説流れるなかでのプロポーズに「涙のYES」 “3億円マンション”で育んだ居心地の良い暮らし
NEWSポストセブン
10年に及ぶ山口組分裂抗争は終結したが…(司忍組長。時事通信フォト)
【全国のヤクザが司忍組長に暑中見舞い】六代目山口組が進める「平和共存外交」の全貌 抗争終結宣言も駅には多数の警官が厳重警戒
NEWSポストセブン