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「胸触られた」「人生で初めて」性的暴行被害訴えの“石原さとみ似”DJ・SODAのキャリアと哲学

その言動が注目を集めているSODA(SNSより)

その言動が注目を集めているSODA(SNSより)

「私がどんな服を着いたとしても、私に対してのセクハラと性的暴行は正当化できない」「DJをしてから10年立ちますが公演中にこんなことをされたことは人生で初めてです」(原文ママ)──8月14日、自身のSNSで発信したのは韓国を拠点に世界中のフロアを盛り上げる女性DJ・DJ SODAだ。8月11日から13日にかけて大阪で開催されていた『MUSIC CIRCUS’23』で、性的被害にあったことをSODA自身がインスタグラムなどSNSで報告したことから問題が発覚。SNSにはライブ中、観客席付近に降りたSODAが一部の観客から胸を揉まれたとする証拠画像も掲載されていた。

 8月15日、一連の騒動についてフェス主催者「TryHard Japan」も声明を発表。「このような行為は性暴力、性犯罪であり、断じて許すわけにはいきません」とし「犯罪行為を行った犯人を特定し、損害賠償請求や刑事告訴など、民事及び刑事の法的措置を取る所存です」と加えた。同社は「犯罪行為に及んだ方は、すみやかに警察署に出頭し、また当社にご連絡ください」とも呼び掛けている。

化粧品モデルの過去

 SODAのインスタは世界中からフォローされており、その数なんと510万人超。問題が発覚した日本だけでなく、台湾や香港などアジア圏を中心に議論を巻き起こしている。このSODAとは一体どんな人物なのか。在韓ジャーナリストが解説する。

「1988年生まれで、30代なかばになる韓国出身女性です。DJになる前、彼女は化粧品などのモデルをしていました。大学ではミュージカルを専攻していたそうですが、もともとモデルになる気はなかったそうです。ただ、周囲からの勧めでモデルになったそうで、のちに日本では“石原さとみ似”DJとも言われるほどになりました。

 モデルをしていた彼女は学生時代に出会ったヒップホップに大きな影響を受け、2013年にDJとしての活動を開始し、10年としないあいだにアジア各国で人気を得ました。ちなみにこのSODA(ソダ)とはご本人のお名前である、ファン・ソヒから取ったもの。あだ名がファン・ソ(黄牛)だったことから、ソダ(注:韓国語で“牛です”)となったそうです」

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