女友達とは?(写真/GettyImages)
【私たちにとって女友達とは】
「親友とは性格が似ているので、深い話をするとけんかになるんです。長年のつきあいでそれがわかっているから、いまは適度な距離感と緊張感を保っています。お互いに欠点までわかっている、というのも心地いいですね」(60才・パート)
「不安、不満、悲しみ、悔しさといった“負の感情”も、女友達に話すと『負けるものか』と思えるようになるんですよね。私にとっては、前に進むエネルギーをくれる存在です」(52才・主婦)
「学生時代からずっと、つらいことを一緒に乗り越えてきた戦友。かけがえのない存在だから、夫以上に長生きしてほしい。いまは病気の話ばかりだけど、全力で励まし合っています」(75才・主婦)
「姉妹以上・夫婦未満の対等さと親密さがある。数年会わなくても、数日ぶりに会ったかのような距離感でおしゃべりできるのがありがたい」(57才・会社員)
「最高の理解者であり、ライバルであり、同志」(58才・パート)
「新居を買った、子供が大学に入った、夫が昇進した……など、ついマウントを取ってしまう私の話を聞いてくれ、自尊心を保たせてくれる存在。いつか捨てられる気がして怖い……」(49才・主婦)
「立場や考え方が似ているので、自分を映す鏡だと思っています。だから女友達の言動を見て『私にも、こういうところがあるかも』と、反省することも……」(52才・会社員)
「いてもいなくてもいいけれど、いてくれると私の可能性が広がって、人生が楽しくなりますね」(64才・パート)
【女友達がいてくれてよかった!】
「高校時代、誰もいない教室で、親から愛されてこなかった悲しさをKに告白。何も言わずに話を聞いてくれたけど、それから35年間、毎年私の誕生日に『生まれてきてくれてありがとう』とカードを贈ってくれます。毎年、どれだけうれしいか。ありがとう!(50才・主婦)
「40代後半のとき、ステージ3の乳がんになり入院しました。そのとき夫は私の死を覚悟してオロオロするばかりで頼りにならず……。でも女友達のJは、『退院したら旅行に行こう』など前向きな言葉で励ましてくれたんです。おかげで将来の目標が明確になり、がんも寛解しました。(56才・パート)
「夫婦関係が最悪だった時期に、夫の不満を親友のT美にこぼしたところ、『あなたのその態度じゃ、旦那さんも浮気するよ。もっと感謝しな。嘘でも“ありがとう”と言った方がいいよ』と言ってくれたんです。そのときはカチンときましたが、思い直して夫に『ありがとう』を言うようになったら、夫婦関係が改善。言いにくいだろう忠告をしてくれたT美には感謝しています」(60才・パート)
「たったひとりの肉親だった姉が亡くなってから3日間、何も言わずに私の家に泊まってくれた親友O。私の気持ちを察して行動してくれるのは同じ女だからか、親友だからか……。とにかく、そこにいてくれるだけで温かい気持ちが伝わってきました」(73才・無職)
「仕事で失敗したとき、同僚で親友のU子が、『フォローするために私たちがいる。心配いらないから』と、何百回も言ってくれて……。あなたがいなかったら、あのとき私は命を手放していたかも……」(49才・会社員)
「同級生のF子とは老化の足並みが同じ。白髪、視力低下、シミなどの改善策を情報交換するうちに老いの恐怖がなくなるんですよね。ありがたい」(48才・主婦)