国際情報

【大人のソウルガイド】「市場で食べ歩き」「美容大国の最新施術」「お土産選び」 3つのポイントで楽しむ韓国の旅

 自由に海外旅行ができるようになった今、再注目されているのが、変化の著しい韓国です。日本から飛行機でたったの2時間30分。今度の週末は、おしゃれなカフェや行列が絶えない美食、推し活まで新しい魅力が詰まった韓国へ旅立ちませんか?

※1000W=約110円(8月24日現在)。価格は取材時の編集部調べです。

【案内してくれた人】
田代親世さん/韓国エンターテインメント・ナビゲーター。韓国エンタメを紹介する第一人者として広く活躍。会員制の韓流コミュニティーを主宰し、韓国ミュージカルツアーなどを手掛ける

菊田あや子さん/リポーター・タレント。元祖グルメレポーターで現在は終活のプロ。BTSの大ファンで全国のファンたちを繋げるサロン『菊田あや子のStay Gold』を開設

重信初江さん/料理家。大の韓国好きで韓国の美食に精通。韓国料理のレシピも人気で、著書に『食べたい作りたい現地味 もっと!おうち韓食』(主婦の友社)など

ソン・シネさん/コーディネーター歴20年。ソウルを知りつくし、最新スポットから穴場まで熟知。人気アーティストの取材・撮影も手がける

田名部知子さん/ライター。今年1月から、ソウルの大学に語学留学中。『冬のソナタ』の時代から韓国ドラマ、K-POPを追いかけ続ける『女性セブン』の「オタク記者」

◆ローカルの雰囲気を味わうなら、食べ歩きも楽しい市場めぐり

 野菜や魚、肉といった生鮮食品から韓方、食べ歩きまで、市場が生活に根づいている韓国。市場によって売られているものや雰囲気も変わるので、散策するだけでも楽しめる。

●この市場発の人気ローカルフードも多数
『望遠市場』
「家から近いので、週に1度は買い物に行きます。野菜と果物が安く、品質もいいんです。250mほどの商店街なので、短時間で市場のローカルフードを食べたいときにも便利です」(田名部さん)。

●生活に密着した韓国最大の韓方市場
『ソウル薬令市場』
 高麗人参や木の皮など韓方薬の材料が店頭に並び、街中に韓方の匂いが漂う。

「野菜やハト麦などを粉末にした商品は、ヨーグルトや蜂蜜に混ぜて美容パックとして使うのが人気です」(田名部さん)

◆韓国語ができなくても安心、美容大国でキレイになる!

 整形や美容皮膚科でのメンテナンスが当たり前という「美容大国・韓国」。次々に新しい施術が登場し、自国で開発した製剤やマシンを使用するため価格も日本より抑えめ。ダウンタイムが少なく、1回で効果が感じられる最新施術は、大人旅にマスト!

●肌を再生して、あらゆるエイジング悩みを解消
『MEDICAL O』
「韓国は日本に比べてかなり日差しが強いので、シミが急に増えて通い始めました」と話す田名部さんが受けている施術が、『フェイスリアクター』。生薬から生成された製剤を、頬など気になる部分に細かく注入することで、真皮から肌が再生する力を高めていく。肌全体が底上げされるので、シミはもちろんさまざまな肌悩みが改善されるという。

営業時間:10:30〜19:00(火・水10:30〜21:00、土10:30〜15:00)
定休日:日・祝日
住所:江南区論ヒョン路820 4F

●プチ整形でも効果はしっかり
『YOU&I クリニック』
「周りの韓国人に倣ってシミやくすみは皮膚科へ、たるみなどのアンチエイジングは美容クリニックへと使い分けています。たるみのケアはかなり痛いという認識があったのですが、糸リフトは少ない痛みで高い効果が得られる点が気に入っています」(田名部さん)

営業時間:10:30〜20:30(土・日10:00〜17:00)
定休日:無休
住所:江南区江南大路470 6F

◆芸術の世界にトリップ

「韓国ではデートの選択肢のひとつになるほど、若者の間にもミュージカルが浸透しています。人気ドラマに出演する俳優が出演することも多く、『推しのあの人が間近で見られる!』と、日本での人気も上昇中です」(田名部さん)

◆迷わない、失敗しない買い物天国でおみやげ選び

 種類が多すぎて迷うのが、自分用のとっておきキムチやバラまき用のお土産コスメ。「キムチは市場で味見をしながらお気に入りを見つける」という重信さんに聞いた初心者のための買い方と、ソウルの最新流行に詳しいソンさん太鼓判アイテムをご紹介!

●試食も日本語もOK。梱包もバッチリ!
『新世界デパート本店』
「市場での交渉はハードルが高い、という人におすすめなのが『新世界デパート』の地下食料品売り場にある『朝鮮ホテル』のキムチ。味がおいしく、飛行機に乗っても液漏れしないよう梱包してくれます」

営業時間:10:30〜20:00(金・土・日10:30〜20:30)
定休日:月に1回定休日(webサイトで確認を)
住所:中区小公路63

●全部欲しくなる! 韓国版“マツキヨ”
『OLIVE YOUNG カロスキルタウン』
 韓国内に多店舗を展開。日本でも大人気の韓国コスメ、サプリメントなどの最新アイテムが揃う

「人気沸騰中なのが『タンフルリップ』。りんご飴みたいなプルプル唇になりますよ!」(ソンさん)

営業時間:9:00〜23:00 (土・日10:00〜23:00)
定休日:無休
住所:江南区島山大路133

●プチプラ雑貨をまとめ買い!
『nyu・nyu』
 問屋街として知られる東大門にある『nyu・nyu』では、アクセサリーや雑貨が卸売価格で購入できる。

営業時間:11:00〜翌5:00
定休日:無休
住所:中区馬場路34

※女性セブン2023年9月14日号

『望遠市場』

 自由に海外旅行ができるようになった今、再注目されているのが、変化の著しい韓国です。日本から飛行機でたったの2時間30分。今度の週末は、おしゃれなカフェや行列が絶えない美食、推し活まで新しい魅力が詰まった韓国へ旅立ちませんか?

※1000W=約110円(8月24日現在)。価格は取材時の編集部調べです。

【案内してくれた人】
田代親世さん/韓国エンターテインメント・ナビゲーター。韓国エンタメを紹介する第一人者として広く活躍。会員制の韓流コミュニティーを主宰し、韓国ミュージカルツアーなどを手掛ける

菊田あや子さん/リポーター・タレント。元祖グルメレポーターで現在は終活のプロ。BTSの大ファンで全国のファンたちを繋げるサロン『菊田あや子のStay Gold』を開設

重信初江さん/料理家。大の韓国好きで韓国の美食に精通。韓国料理のレシピも人気で、著書に『食べたい作りたい現地味 もっと!おうち韓食』(主婦の友社)など

ソン・シネさん/コーディネーター歴20年。ソウルを知りつくし、最新スポットから穴場まで熟知。人気アーティストの取材・撮影も手がける

田名部知子さん/ライター。今年1月から、ソウルの大学に語学留学中。『冬のソナタ』の時代から韓国ドラマ、K-POPを追いかけ続ける『女性セブン』の「オタク記者」

ローカルの雰囲気を味わうなら、食べ歩きも楽しい市場めぐり

 野菜や魚、肉といった生鮮食品から韓方、食べ歩きまで、市場が生活に根づいている韓国。市場によって売られているものや雰囲気も変わるので、散策するだけでも楽しめる。

●この市場発の人気ローカルフードも多数
『望遠市場』

20cmほどの長さの青唐辛子の中に、ひき肉と野菜がたっぷり詰まった「コチュティギム」(3本1000W)

20cmほどの長さの青唐辛子の中に、ひき肉と野菜がたっぷり詰まった「コチュティギム」(3本1000W)

アイスクリームが入ったマシュマロをバーナーで炙ったマシュマロアイス(4500W)。外はカリッ、次にふわふわの食感、最後にアイスが楽しめる

アイスクリームが入ったマシュマロをバーナーで炙ったマシュマロアイス(4500W)

外はカリッ、次にふわふわの食感、最後にアイスが楽しめる

外はカリッ、次にふわふわの食感、最後にアイスが楽しめる

地元密着の市場なので、食材も豊富に並ぶ。韓国料理には欠かせない、搾り立てのごま油を売る店も

地元密着の市場なので、食材も豊富に並ぶ。韓国料理には欠かせない、搾り立てのごま油を売る店も

たれがたっぷり絡んだフライドチキン「タッカンジョン」(4000W〜)は、望遠市場発祥のB級グルメ

たれがたっぷり絡んだフライドチキン「タッカンジョン」(4000W〜)は、望遠市場発祥のB級グルメ

いろんな味を

いろんなフレーバーを楽しんで

「家から近いので、週に1度は買い物に行きます。野菜と果物が安く、品質もいいんです。250mほどの商店街なので、短時間で市場のローカルフードを食べたいときにも便利です」(田名部さん)。

関連キーワード

関連記事

トピックス

田久保市長の”卒業勘違い発言”を覆した「記録」についての証言が得られた(右:本人SNSより)
【新証言】学歴詐称疑惑の田久保市長、大学取得単位は「卒業要件の半分以下」だった 百条委関係者も「“勘違い”できるような数字ではない」と複数証言
NEWSポストセブン
本拠地で大活躍を見せた大谷翔平と、妻の真美子さん
《真美子さんと娘が待つスイートルームに直行》大谷翔平が試合後に見せた満面の笑み、アップ中も「スタンドに笑顔で手を振って…」本拠地で見られる“家族の絆”
NEWSポストセブン
“高市効果”で自民党の政党支持率は前月比10ポイント以上も急上昇した…(時事通信フォト)
世論の現状認識と乖離する大メディアの“高市ぎらい” 参政党躍進時を彷彿とさせる“叩けば叩くほど高市支持が強まる”現象、「批判もカラ回りしている」との指摘
週刊ポスト
国民民主党の玉木雄一郎代表、不倫密会が報じられた元グラビアアイドル(時事通信フォト・Instagramより)
《私生活の面は大丈夫なのか》玉木雄一郎氏、不倫密会の元グラビアアイドルがひっそりと活動再開 地元香川では“彼女がまた動き出した”と話題に
女性セブン
バラエティ番組「ぽかぽか」に出演した益若つばさ(写真は2013年)
「こんな顔だった?」益若つばさ(40)が“人生最大のイメチェン”でネット騒然…元夫・梅しゃんが明かしていた息子との絶妙な距離感
NEWSポストセブン
前伊藤市議が語る”最悪の結末”とは──
《伊東市長・学歴詐称問題》「登場人物がズレている」市議選立候補者が明かした伊東市情勢と“最悪シナリオ”「伊東市が迷宮入りする可能性も」
NEWSポストセブン
日本維新の会・西田薫衆院議員に持ち上がった収支報告書「虚偽記載」疑惑(時事通信フォト)
《追及スクープ》日本維新の会・西田薫衆院議員の収支報告書「虚偽記載」疑惑で“隠蔽工作”の新証言 支援者のもとに現金入りの封筒を持って現われ「持っておいてください」
週刊ポスト
ヴィクトリア皇太子と夫のダニエル王子を招かれた天皇皇后両陛下(2025年10月14日、時事通信フォト)
「同じシルバーのお召し物が素敵」皇后雅子さま、夕食会ファッションは“クール”で洗練されたセットアップコーデ
NEWSポストセブン
高校時代の青木被告(集合写真)
【長野立てこもり殺人事件判決】「絞首刑になるのは長く辛く苦しいので、そういう死に方は嫌だ」死刑を言い渡された犯人が逮捕前に語っていた極刑への思い
NEWSポストセブン
問題は小川晶・市長に政治家としての資質が問われていること(時事通信フォト)
「ズバリ、彼女の魅力は顔だよ」前橋市・小川晶市長、“ラブホ通い”発覚後も熱烈支援者からは擁護の声、支援団体幹部「彼女を信じているよ」
週刊ポスト
米倉涼子を追い詰めたのはだれか(時事通信フォト)
《米倉涼子マトリガサ入れ報道の深層》ダンサー恋人だけではない「モラハラ疑惑」「覚醒剤で逮捕」「隠し子」…男性のトラブルに巻き込まれるパターンが多いその人生
週刊ポスト
ソフトバンクの佐藤直樹(時事通信フォト)
【独自】ソフトバンクドラ1佐藤直樹が婚約者への顔面殴打で警察沙汰 女性は「殺されるかと思った」リーグ優勝に貢献した“鷹のスピードスター”が男女トラブル 双方被害届の泥沼
NEWSポストセブン