X(旧Twitter)と競い合うとみられていたThreadsだったが(dpa/時事通信フォト)

X(旧Twitter)と競い合うとみられていたThreadsだったが(dpa/時事通信フォト)

 スターバックス公式アカウントはThreadsではフォロワー数29.6万人、5日前の最新投稿への「いいね」は1099件。一方、Instagramでは362万人、最新投稿への「いいね」は8286件。Twitterでのフォロワー数は736万人、最新投稿への「いいね」は2788件だが、リツイートが518件、コメントは17件であり、66.3万ビューとなっている。

 Threadsは明らかに勢いを欠いている。フォロワー数の伸びもトップユーザーで一日千件程度であり、他のSNSには見劣りがする状態となっている。それ故、新規投稿もまばらで、利用している人はいるのだがTwitterやInstagramには遠く及ばない状態となってしまっているのだ。

Threadsには「期待していない」が多数派

 この傾向は、調査結果にも現れている。Job総研の「2023年SNS利用の実態調査」(2023年8月)によると、Threadsの認知度は「知っている(「とても知っている」「やや知っている」「知っている」合計)」は50.5%であり、若年層ほど認知度が高かった。

 Threadsを知っていると回答した人に登録状況を聞くと、「登録していない」は72.5%、「登録している」は27.5%、で、7割が登録していなかった。さらに登録している人に継続意欲を聞くと、「継続利用したい(「とても継続したい」「やや継続したい」「継続したい」合計)が82.1%と、登録者には好評という結果に。登録していない人に登録意欲を聞くと、「登録意欲がない」が6割以上となった。

 回答者全体にThreadsへの期待度を聞くと、「期待していない(「全く期待していない」「あまり期待していない」「期待していない」合計)が69.1%となった。また「Twitter(現X)を利用している」と回答した人でも、Treadsには「期待していない」が63.6%となり、やはり期待していない派が多数を占めた。

 先程の大学生は、色々試してやはりXにとどまっている。

「Threadsは(実質的に)インスタだから、平和なイメージはある。でも、情報を得るならやっぱりTwitter(現X)。インスタは(リア友とつながっているから)みんなの目が気になる。でもTwitter(現X)は匿名で自由につぶやけるのもいい」

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