コードレススティッククリーナーなどフロアケア家電製品でおなじみのシャークから、美容家電ブランド「Shark Beauty」が誕生した。その第1弾はスタイリング用のヘアスタイラーとドライヤーの1台2役“マルチスタイリングドライヤー”だ。
スティック状(別掲写真)は主にスタイラーとして、付属のロールブラシやエアカーラーを装着して使用。そして本体上部をクルッとねじれば、ドライヤー(別掲写真)に変身するという画期的な製品だ。
高さ223×幅45×奥行115mm(ドライヤーモード時)とコンパクトながら、送風は強く直線的なので、セミロングであれば約4分でヘアドライが完了する。気になる髪の傷みも、
「風温を約90℃以下に制御するセンサーを搭載し、毎秒1000回の計測を行って適温をキープするので、熱によるダメージの心配はありません。また、マイナスイオンが潤いを与えます」(PRマネージャーの岡政樹さん・以下同)
風量は弱・中・強の3段階、風温は低(約55℃)・中(約78℃)・高(約87℃)(※低中高すべて±5℃の幅がある)・クールモード/クールショット(室温)の4段階だ。
付属するアクセサリーは4種類(別掲写真)。ブロー・カール・ストレート・ボリュームアップ・ツヤ出しなど、なりたいスタイルを実現してくれる。大きめカールを作る「エアカーラー 35mm」は、右巻き用と左巻き用が付く。
「コアンダ効果(噴流が物体の表面に沿って流れる現象)によって、髪が自然にカーラーに巻き付きます。8割程度乾いた状態で使用すると、熱ダメージを与えずに、ゆるふわなカールが出来上がります」
「ロールブラシ」は天然の猪毛が髪にツヤを与え、まとまりのある髪に仕上げる。「ワイドノズル」は吹出口の幅が約8cm×縦約1.2cmと細く、そこに風が集中するため、風速が31%アップ(アクセサリーを付けない状態との比較。シャーク社調べ)。髪を立ち上げたいときなどピンポイントのスタイリング時に装着するといい。そして、「つるツヤローラー」もコアンダ効果を利用している。
「髪が風に引っ張られ、熱伝導のよいメタルプレートに密着するため、押し当てながらゆっくりとなで下ろすだけで、キューティクルが整います。浮き毛を49%抑え(髪を自然乾燥した状態との比較。シャーク社調べ)、ツヤは71%アップ(髪を自然乾燥した状態との比較。シャーク社調べ)。驚くほどツヤツヤになります」
また、スティック状は高さ285×幅45×奥行45mmとスリムで持ち運びやすく、隙間にも収納できる。美容家電も二刀流が席巻しそうだ。
【商品DATA】
『Shark FlexStyle』/3万4980円
サイズ/高さ285×幅45×奥行45mm(スタイラーモード時)、高さ223×幅45×奥行115mm(ドライヤーモード時)
本体重量/約370g(コード含まず)・約640g(コード含む)
カラー/ストーン・フラミンゴピンク・モカシルバー
取材・文/藤岡加奈子
※女性セブン2023年10月12・19日号