買い物姿が目撃された(写真は2020年)
藤本と言えば、バラエティー番組のひな壇での“ガヤ”が特徴的な芸風だ。共演する芸人たちに野次を飛ばしたり、プライベートをイジったりすることも多く、逆に自身のプライベートがイジられることも多かった。大きな声で騒ぎ立てるタイプのキャラクターだからこそ、復帰後の活動が大変になる。
「藤本さんは、他の芸人の不祥事にガヤで言及することも多かったわけですが、今後は“お前が言うな”となってしまう可能性も高く、これまでのキャラを貫くのは難しい。イジられ役に回るとしても、当て逃げ事故となると被害者がいる話ですし、熱愛や離婚とはわけが違います。
井上さんも、劇場で復帰してから、バラエティーに本格的に戻ってくるまでは、時間もかかりましたし、藤本さんも劇場などで復帰したとしても、バラエティーで本領を発揮するまでは、結構な時間がかかってしまいそうですね」
あまり楽観視できない状況を打開するには、記者会見を開き、藤本自らが説明することが重要になってくる。
「何か不祥事を起こしたら、できるだけ早く記者会見を開くというのが、今の芸能界での鉄則です。会見が遅くなればなるほど、復帰も難しくなります。さらに言えば、その会見でいかに嘘なく話すかというのも重要です。ただ“当て逃げ事故”の場合、何を言っても“言い訳”に聞こえてしまうということもあり、藤本さんにとってはちょっと厳しい状況ではありますね……」
その先に茨の道が待っていたとしても、記者会見から逃げないことが復帰への近道となりそうだ。