芸能

吉高由里子は暴投、神木隆之介はサイドスロー「ノーバンから個性へ」「トレンドは最速」芸能人の始球式事情

始球式に登場した吉高由里子(時事通信フォト)

始球式に登場した吉高由里子(時事通信フォト)

 SMBC日本シリーズ2023・オリックス対阪神の第2戦が10月29日に京セラドームで行われ、始球式に俳優の吉高由里子が登場した。

 吉高にとって日本シリーズでの始球式は、今回が3回目。2017年にはホームべースのかなり手前に落ちる投球で、2021年では打者の後ろを通過する投球となった。今回は、山なりに投げたボールが打者の阪神・近本選手の足元に落ち、ツーバウンドでキャッチャーが捕球。恒例の“大暴投”始球式となった。

「吉高さんは始球式で毎回暴投することでおなじみ。女性タレントの始球式というと、ノーバウントの好投だと、ニュースの見出しで“ノーバン投球”というワードが使われるケースも多かったのですが、吉高さんの場合は、毎回絶対に“ノーバン”とならないんですよね」(スポーツ担当記者・以下同)

 スポーツ紙やネットニュースなどでは、女性芸能人が始球式をした際、“〇〇がノーバン投球”と見出しを打つことで、一瞬“ノーパン”かと思わせて読者の目を引くという手法がある。しかし、最近はそれも減っているという。

「始球式の“ノーバン”ネタは何度もやられすぎて、正直飽きられていますよ。読者を騙すような手法でもあるし、そもそも昔は“ノーバン”くらいしかネタにならない始球式も多かった。最近は、始球式に登板するタレントさんたちも、個性を出すことも多く、いろいろな要素が見出しになるケースが増えているんですよ」

 たとえば、今年10月1日に東京ドームで行われた巨人対ヤクルト戦で始球式を行った俳優の神木隆之介はサイドスローを披露した。また、今年8月6日の横浜スタジアムでのDeNA対阪神戦の始球式には、なかやまきんに君が登板。“芸能界最速”へのチャレンジを宣言したものの、急速は71キロという結果になった。

「最近の始球式のトレンドは、“芸能界最速”というところですね。間宮祥太朗さんや、関口メンディーさん、樽美酒研二さん、そしてティモンディの高岸宏行さんなどが、それぞれかなりの球速を叩き出し、始球式に登板するたびに“芸能界最速”という見出しが飛び交います。“ノーバン”だけではあまり話題にもなりませんが、“最速”であれば話題にもなって、その後もまた始球式に呼ばれやすくなる。タレントとしても、始球式の仕事が増えるのは、とてもいいことですから、“最速”を狙ってトレーニングするタレントもいるようですね」

関連記事

トピックス

山田和利・裕貴父子
山田裕貴の父、元中日・山田和利さんが死去 元同僚が明かす「息子のことを周囲に自慢して回らなかった理由」 口数が少なく「真面目で群れない人だった」の人物評
NEWSポストセブン
国内未承認の危険ドラッグ「エトミデート」が沖縄で蔓延している(時事通信フォト/TikTokより)
《沖縄で広がる“ゾンビタバコ”》「うつろな目、手足は痙攣し、奇声を上げ…」指定薬物「エトミデート」が若者に蔓延する深刻な実態「バイ(売買)の話が不良連中に回っていた」
NEWSポストセブン
大阪・関西万博を視察された秋篠宮家の次女・佳子さま(時事通信フォト)
【美しい!と称賛】佳子さま “3着目のドットワンピ”に絶賛の声 モード誌スタイリストが解説「セブンティーズな着こなしで、万博と皇室の“歴史”を表現されたのでは」
NEWSポストセブン
8月27日早朝、谷本将志容疑者の居室で家宅捜索が行われた(右:共同通信)
《4畳半の居室に“2柱の位牌”》「300万円の自己破産を手伝った」谷本将司容疑者の勤務先社長が明かしていた“不可解な素顔”「飲みに行っても1次会で帰るタイプ」
NEWSポストセブン
騒動から2ヶ月が経ったが…(時事通信フォト)
《正直、ショックだよ》国分太一のコンプラ違反でTOKIO解散に長瀬智也が漏らしていたリアルな“本音”
NEWSポストセブン
ロシアで勾留中に死亡したウクライナ人フリージャーナリスト、ビクトリア・ロシチナさん(Facebook /時事通信フォト)
脳、眼球、咽頭が摘出、体重は20キロ台…“激しい拷問”受けたウクライナ人女性記者の葬儀を覆った“深い悲しみと怒り”「大行列ができ軍人が『ビクトリアに栄光あれ!』と…」
NEWSポストセブン
谷本容疑者(35)の地元を取材すると、ある暗い過去があることがわかった(共同通信)
「小学生時代は不登校気味」「1人でエアガンをバンバン撃っていた」“異常な思考”はいつ芽生えたのか…谷本将志容疑者の少年時代とは【神戸市・24歳女性刺殺】
NEWSポストセブン
大谷の「二刀流登板日」に私服で観戦した真美子さん(共同通信)
「私服姿の真美子さんが駆けつけて…」大谷翔平が妻を招いた「二刀流登板日」、インタビューに「今がキャリアの頂上」と語った“覚悟と焦燥”
NEWSポストセブン
女優の趣里とBE:FIRSTのメンバーRYOKIが結婚を発表した(左・Instagramより)
《お腹にそっと手を当てて》ひとり娘の趣里は区役所を訪れ…背中を押す水谷豊・伊藤蘭、育んできた3人家族の「絆」
NEWSポストセブン
過去にも”ストーカー殺人未遂”で逮捕されていた谷本将志容疑者(35)。判決文にはその衝撃の犯行内容が記されていた(共同通信)
《前科は懲役2年6か月執行猶予5年》「ストーカーだけでなく盗撮も…」「5回オートロックすり抜け」公判でも“相当悪質”と指摘された谷本将志容疑者の“首締め告白事件”の内幕
NEWSポストセブン
硬式野球部監督の退任が発表された広陵高校・中井哲之氏
【広陵野球部・暴力問題で被害者父が告白】中井監督の退任後も「学校から連絡なし」…ほとぼり冷めたら復帰する可能性も 学校側は「警察の捜査に誠実に対応中」と回答
NEWSポストセブン
〈# まったく甘味のない10年〉〈# 送迎BBA〉加藤ローサの“ワンオペ育児”中もアップされ続けた元夫・松井大輔の“イケイケインスタ”
〈# まったく甘味のない10年〉〈# 送迎BBA〉加藤ローサの“ワンオペ育児”中もアップされ続けた元夫・松井大輔の“イケイケインスタ”
NEWSポストセブン