芸能

萬田久子と小泉今日子が実践する“お酒を飲まない”生活スタイル「ソバーキュリアス」とは何か

萬田久子

この数年、“お酒を飲まない”生活を送っているという萬田久子

 艶のある肌にピンと伸びた背筋。還暦を超えているとは思えない若々しさを保つ萬田久子(65才)が答えた、あるインタビュー記事を巡って、芸能関係者がザワついている。

「発売中の雑誌『素敵なあの人』(12月号)に登場した彼女が、ここ数年『ソバーキュリアス』という生活スタイルを送っていると語っているんです。これは“お酒を飲まない”生活のこと。無類のお酒好きだった萬田さんは、定期的に断酒していたようですが、短期間のみだったはず。数年にわたって実践していることに、周囲から驚きの声が上がっています」(芸能関係者)

 萬田はその効果について、このように報告している。

《熟睡できるようになった気がします(中略)寝るのも起きるのも、お腹が空くことさえ楽しみなんです》

「ソバーキュリアス」というあまり聞きなじみのないこの言葉は、「sober(しらふ)」と「curious(好奇心が強い)」という単語を組み合わせた造語で、直訳すると「しらふへの好奇心が強い」という意味になる。

「ソバーキュリアスとは、お酒を飲める人や飲んでも問題ない人が、あえてお酒を飲まないことを選択するライフスタイルを指します。断酒や禁酒と聞くとストイックな印象を受けますが、ソバーキュリアスはいまの生活をもっとよくしたいというポジティブな気持ちで実践しているのがポイントです」(ライフスタイル誌編集者)

 ソバーキュリアスが提唱され始めたのは2010年頃のこと。

「コストパフォーマンスやタイムパフォーマンスを気にする欧米の若者の間で、飲酒が効率の悪い娯楽として認識され始めたことがきっかけです。日本国内でも、いわゆる“飲みニケーション”が減ったコロナ禍にお酒とのつきあい方を見直す人が増え、最近徐々に浸透しつつある考え方です」(前出・ライフスタイル誌編集者)

 しかし、そんな簡単にお酒を断つことができるのだろうか。ましてや、かつて萬田は芸能界屈指の酒豪として知られていたほどだ。

「萬田さんは無類のお酒好きで、彼女にとって『朝シャン』とは『朝からシャンパンを飲むこと』だったそう(笑い)。犬の散歩のために出かけて、朝から近所の飲食店でシャンパンを飲み、家に戻ってからも友人を呼んで飲み続け、一日中酒浸りなんて日もあったとか」(前出・芸能関係者)

 そんな萬田がソバーキュリアスを始めたとは驚きだが、近年になって断酒を実践し始めた芸能人は彼女だけではない。小泉今日子(57才)もそのひとりだという。

「小泉さんも以前は朝まで飲み歩くことが常でした。片手にシャンパン、もう片方にはたばこが定番スタイルで、夕方6時から翌日の夕方4時まで22時間ぶっ通しで飲んだこともあるそうです。『酔っ払ってけんかするシーン』の撮影に、本当に酔ったままの状態で挑んだことがあると聞いています」(テレビ局関係者)

 しかし、そんな小泉もお酒を飲まなくなってから暮らしぶりが一変したという。

関連キーワード

関連記事

トピックス

性的暴行疑いで書類送検されたお笑いコンビジャングルポケットの斉藤慎二
《連絡しても反応がない》タレント女性に不同意わいせつのジャンポケ斉藤慎二、周囲が懸念していた「感情の浮き沈み」
NEWSポストセブン
織田裕二
織田裕二、世界陸上にアンバサダーとしてカムバック 「世界陸上の顔」としての多大なる影響力を無視できなかったTBS 
NEWSポストセブン
お笑いトリオ「ジャングルポケット」の斉藤慎二と妻・瀬戸サオリ
《家族と別居状態だったジャンポケ・斉藤慎二》妻は「一部事実と違う報道」インスタで言及の“決断”、不同意わいせつで書類送検
NEWSポストセブン
俳優、タレント、番組MC、育児と多忙な日々を送る二宮和也
《11月3日にデビュー25周年》嵐“6つの企画”が発表されても簡単ではない「グループとしての活動再開」 二宮和也は結成記念日にコメントなし 
女性セブン
ジャングルポケットの斉藤慎二と妻・瀬戸サオリ
【ロケバス不同意性交で書類送検】ジャンポケ斉藤メンバーが正月に見せていた妻・瀬戸サオリとの「シャネルやハイブラジュエリー物色」家族サービス現場
NEWSポストセブン
石破茂・首相の短期決戦の賭けはどんな結果となるか(時事通信フォト)
【10.27総選挙289全選挙区緊急予測】自民党が「53議席減」、自公でも過半数割れの衝撃シミュレーション結果 新閣僚3人も落選危機
週刊ポスト
詐欺罪などに問われている“頂き女子りりちゃん”こと、渡邉真衣被告(時事通信フォト)
パパ活“頂き女子りりちゃん”「獄中手記」1話300円で有料配信の狙い 電子書籍としても発売予定か
週刊ポスト
父娘ともにお互いを利用せず活動を続ける(Xより)
《あざと女王の森香澄アナ(29)ショック》「放送作家の実父」経営のラーメン店がオープン4カ月、『がっちりマンデー!!』放送直後に廃業の意外な理由
NEWSポストセブン
指定暴力団山口組総本部(時事通信フォト)
六代目山口組の機関紙『山口組新報』、自虐ネタが消え〈物価高 嫁のやりくり ブッダかな〉〈値上げだと? 家の家計 音を上げる〉と経済苦を嘆く
NEWSポストセブン
トンボをはじめとした生物分野への興味関心が強いそうだ(2023年9月、東京・港区。撮影/JMPA)
《「根拠のない情報」発言の真相》宮内庁の幹部たちが最も否定したいのは悠仁さまの「進学先」ではなく、「成績不振報道」だった 東大農学部とは“相思相愛”か? 
女性セブン
田村瑠奈被告と父・修被告
「俗に言う“お持ち帰り”をされた」「最後の行為でゴムを取られて…」父・田村修被告が証言した“瑠奈被告と被害男性のプレイ詳細”
NEWSポストセブン
ヤマハ発動機の日高元社長(共同、時事)
《娘に切り付けられ退任》ヤマハ発動機社長、事件前に目撃されていた“父娘の散歩” 名古屋出身も「俺はトヨタよりこっちのほうが…」見せていたバイク愛
NEWSポストセブン