ネイビーのジャケットにパンツスタイルの佳子さま(11月、ペルー。写真/共同通信社)
「日本をお発ちになる際に付けられた真珠のブローチ、古都クスコで着用されたエメラルドグリーンのお召し物、大統領を表敬訪問した際の着物など、かつて眞子さんがお召しになっていたアイテムを着回されているのが印象的でした。
佳子さまが改修後の秋篠宮邸に引っ越さずに分室(旧御仮寓所)で一人暮らしをされていることに関しては“税金の無駄遣いでは”という根強い批判がありますから、“服に余計なお金はかけていません”というアピールの側面があったのかもしれません」(宮内庁関係者)
話題となったのは「プチプラ」「着回し」ばかりだったが、実は、佳子さまはひっそりと新しいワンピースもお披露目していた。
11月8日に行われた外交関係樹立150周年を記念するコンサート会場でのことだ。佳子さまは、秋篠宮家とゆかりの深いペルーの人気ミュージシャン、ルーチョ・ケケサーナさんの「コンドルは飛んでいく」などの演奏を、手拍子を交えながらお聞きになった。このときの、赤い花柄が印象的なグリーンベースのトップスと、柔らかい素材で透け感のある、華やかながらシックな赤いワンピースが“おニュー”のお召し物である。
「『ADELLY』というブランドのレイヤードスタイルワンピースで、新作のようですね。ADELLYという名前には、凛として華がある女性という意味が込められているそうで、ブランドコンセプトは『充実した日々を送る女性に寄り添い、自由にエモーショナルに、心踊る日々を過ごして欲しいという”願いを込めた服。』だそうです」(前出・ファッション誌関係者)
このワンピースのお値段は6万7100円。
「夏の那須ご静養の際、愛子さまがお召しになっていたグリーンのワンピースも6万円台でした。そのときの国民の反応はとても好意的で、“無駄遣いだ!”という声はなかった。佳子さまはそのことをご存じで、お召し物を新調される際の価格帯の参考にされたのかもしれませんね」(皇室ジャーナリスト)
御所では、両陛下、愛子さまとファッション談義もされただろうか──。