ライフ

ハライチ岩井と元おはガールでも話題の「年の差婚」 捨てられる不安を口にしない人はいない

2017年4月から『おはスタ』にレギュラー出演しているハライチの岩井勇気(岩井勇気SNSより)

2017年4月からレギュラー出演している『おはスタ』で妻の奥森皐月(2017年~2018年に出演)と知り合ったハライチの岩井勇気(岩井勇気SNSより)

 有名人の結婚というニュースが流れると、SNSはお祝いのメッセージであふれかえるのが通常だ。ところが、組み合わせが年の差カップルだと、途端にネガティブな反応が漂い始める。もちろん、年齢だけで物事を決めつけるのは、現代の社会通念としては褒められないことだろう。それでも否定的な反応が出てしまう背景には、何があるのだろうか。ライターの宮添優氏が、年の差交際や結婚が続かなかった、または続けられている理由について当事者に聞いた。

 * * *
 お笑いコンビ・ハライチの岩井勇気(37歳)と、タレント・奥森皐月(19歳)の「年の差婚」が話題になった。二人の出会いは、岩井がレギュラー出演中の『おはスタ』(テレビ東京系)に、当時13歳だった奥森が「おはガール」のメンバーとして参加したことだったという。民放キー局の芸能デスクが声を潜める。

「この年の差婚についてネット上の反応は、(岩井の)事務所の予想通りのものだったようです。未成年の奥森に岩井が手を出していたのではないか、という疑惑から、あるフェミニストは、年長者が少年少女を手なずける “グルーミングの可能性が高い”と過激な指摘までしていました。岩井は、奥森が18歳で成人になってから交際したと説明しているようですが、事務所関係者からは”あまり年の差婚を強調しないで”と芸能記者へのお願いまでありました」(民放芸能デスク)

 振り返れば、芸能界での「年の差婚」はさほど珍しいことでもない。岩井と奥森の結婚報道の際にも、X(旧Twitter)上で再び話題になったのが1998年、40歳だった歌手の高橋ジョージと結婚したタレントの三船美佳だ。のちに三船は33歳で離婚するが、16歳だった結婚時には、手放しでお祝いという雰囲気になりづらかった。他にも「年の差婚」芸能人は存在するが、男性がかなり年上で、かつ、女性が婚姻可能な年齢に達しているとはいえ、世間的に見れば「若すぎる」パターンはバッシングを浴びやすい。

中高生時代に交際した社会人彼氏がプチストーカー化

 一般社会でもこのパターンの交際や結婚は「あまり歓迎されない」と話すのは、中高時代に10歳以上、年齢の離れた男性との交際経験を持つ、都内在住の会社員・森田ひかりさん(仮名・30代)だ。

「私が中学生の頃、初めて付き合ったのが当時20代前半だった社会人の彼でした。出会いは”出会い系サイト”だったので自慢はできませんでしたが、お酒も飲むしタバコも吸う、車も運転できて、同世代とは違う大人な感じに惹かれました」(森田さん)

 最初の数ヶ月間は楽しい交際が続いていたが、その後、森田さんが高校進学をするとなった際、森田さんは男性に驚くようなお願いをされ、一気に冷めたという。

関連記事

トピックス

オールスターゲーム前のレッドカーペットに大谷翔平とともに登場。夫・翔平の横で際立つ特注ドレス(2025年7月15日)。写真=AP/アフロ
大谷真美子さん、米国生活2年目で洗練されたファッションセンス 眉毛サロン通いも? 高級ブランドの特注ドレスからファストファッションのジャケットまで着こなし【スタイリストが分析】
週刊ポスト
10月16日午前、40代の女性歌手が何者かに襲われた。”黒づくめ”の格好をした犯人は現在も逃走を続けている
《ポスターに謎の“バツ印”》「『キャー』と悲鳴が…」「現場にドバッと血のあと」ライブハウス開店待ちの女性シンガーを “黒づくめの男”が襲撃 状況証拠が示唆する犯行の計画性
NEWSポストセブン
全国でクマによる被害が相次いでいる(右の写真はサンプルです)
「熊に喰い尽くされ、骨がむき出しに」「大声をあげても襲ってくる」ベテラン猟師をも襲うクマの“驚くべき高知能”《昭和・平成“人食い熊”事件から学ぶクマ対策》
NEWSポストセブン
公金還流疑惑がさらに発覚(藤田文武・日本維新の会共同代表/時事通信フォト)
《新たな公金還流疑惑》「維新の会」大阪市議のデザイン会社に藤田文武・共同代表ら議員が総額984万円発注 藤田氏側は「適法だが今後は発注しない」と回答
週刊ポスト
初代優勝者がつくったカクテル『鳳鳴(ほうめい)』。SUNTORY WORLD WHISKY「碧Ao」(右)をベースに日本の春を象徴する桜を使用したリキュール「KANADE〈奏〉桜」などが使われている
《“バーテンダーNo.1”が決まる》『サントリー ザ・バーテンダーアワード2025』に込められた未来へ続く「洋酒文化伝承」にかける思い
NEWSポストセブン
“反日暴言ネット投稿”で注目を集める中国駐大阪総領事
「汚い首は斬ってやる」発言の中国総領事のSNS暴言癖 かつては民主化運動にも参加したリベラル派が40代でタカ派の戦狼外交官に転向 “柔軟な外交官”の評判も
週刊ポスト
黒島結菜(事務所HPより)
《いまだ続く朝ドラの影響》黒島結菜、3年ぶりドラマ復帰 苦境に立たされる今、求められる『ちむどんどん』のイメージ払拭と演技の課題 
NEWSポストセブン
超音波スカルプケアデバイスの「ソノリプロ」。強気の「90日間返金保証」の秘密とは──
超音波スカルプケアデバイス「ソノリプロ」開発者が明かす強気の「90日間全額返金保証」をつけられる理由とは《頭皮の気になる部分をケア》
NEWSポストセブン
公職上の不正行為および別の刑務所へ非合法の薬物を持ち込んだ罪で有罪評決を受けたイザベル・デール被告(23)(Facebookより)
「私だけを欲しがってるの知ってる」「ammaazzzeeeingggggg」英・囚人2名と“コッソリ関係”した美人刑務官(23)が有罪、監獄で繰り広げられた“愛憎劇”【全英がザワついた事件に決着】
NEWSポストセブン
三田寛子(時事通信フォト)
「あの嫁は何なんだ」「坊っちゃんが可哀想」三田寛子が過ごした苦労続きの新婚時代…新妻・能條愛未を“全力サポート”する理由
NEWSポストセブン
大相撲九州場所
九州場所「17年連続15日皆勤」の溜席の博多美人はなぜ通い続けられるのか 身支度は大変だが「江戸時代にタイムトリップしているような気持ちになれる」と語る
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 高市首相「12.26靖国電撃参拝」極秘プランほか
「週刊ポスト」本日発売! 高市首相「12.26靖国電撃参拝」極秘プランほか
NEWSポストセブン