ライフ

「ワインのコルクを抜くのは難しい」を解決 JAL国際線ビジネス・ファーストクラスで採用されたレバー式オープナー

オープナー

『ワインオープナー ラクリス』

 約1500点のワイン関連商品を取り扱い、全国の百貨店やホテル・レストランなどへ納入しているワイン関連機器のリーディングカンパニー「グローバル」が、レバー式ワインオープナーをリニューアルし、使い勝手を向上させた。

「一般的なソムリエナイフやオープナーは不慣れなかただと扱いが難しく、『ワインのコルクを抜くのは難しい』と億劫になったり、『スクリューキャップしか選べない』とため息をついたり。料理に合わせたワインを楽しみたくても、これまでは選択肢が狭められていたかもしれません。

 その点、本製品はボトルネックにかぶせるようにセットしてレバーを上げ下げするだけで、平均8秒で抜栓を可能にしてくれます」(同社企画部・部長の福嶋奈々さん、以下同)

 使い方は簡単だ。まずは付属のフォイルカッターをボトルにかぶせ、両サイドの突起を押す。そのまま回転させて、ボトルの先端を包むキャップシールをカットする。

 次に、レバーハンドルを引き上げた状態で本体をボトルにセット(別掲写真のSTEP1)。

 本体とボトルをしっかり固定させた状態で、ゆっくりレバーを下げる(同STEP2)。

 再度レバーを引き上げるとコルクが抜ける(同STEP3)。

 その後、本体をボトルから外し、レバーを上げ下げするとコルクが外れる。

「スクリュー(コルク抜きの、らせん状になった金属部分)をコルクにまっすぐに刺すにはコツがいりますが、本製品は本体に丈夫で鋭いスクリューが内蔵されており、レバーを下ろすだけで垂直にコルクに突き刺さります。斜めになったり浅く刺さるような失敗がなく、らせん状のスクリューが深く差し込まれるため、スムーズに抜栓できます」

コルクも簡単に外せる

コルクも簡単に外せる

 てこの原理を利用しているため、強い力も必要ない。

 そんな誰でも使いやすい点が認められ、2023年7月よりJAL国際線のビジネス・ファーストクラスのサービス用アイテムとして採用された。

「機内サービスのバックヤードは時間との戦いで、迅速かつ確実にワインを開けなくてはいけません。毎日の頻用に耐えうる耐久性とスピーディーに抜栓できる機能性をご評価いただきました」

コロンと丸いデザインがかわいい。両サイドの突起を押すと、内蔵されたカッターの刃が出てくる

両サイドの突起を押すと、内蔵されたカッターの刃が出てくる

 ブラックとピンクゴールド、シルバーというカラーの組み合わせも洒落ている。

「インテリアになるようなカラーとデザインを目指しました。テーブルに置いても邪魔にならないサイズなので、ワインをよく飲まれるかたでしたら、キッチンカウンターに常備していただければうれしいですね」

 自宅での普段使いはもちろんのこと、ちょっとしたプレゼントとしても、忘年会等の景品としても重宝しそうだ。

コロンと丸いデザインがかわいい

コロンと丸いデザインがかわいい

【商品DATA】
『ワインオープナー ラクリス』/5280円/グローバル
サイズ/高さ150×幅145×奥行46mm(オープナー本体)、高さ30×幅60×奥行50mm(フォイルカッター)
本体重量/453g
セット内容/オープナー、フォイルカッター。
ビンテージワインなどコルクがもろいものや樹脂製のコルクは不適。

取材・文/藤岡加奈子

※女性セブン2024年1月4・11日号

関連記事

トピックス

奥田瑛二
映画『かくしごと』で認知症の老人を演じた奥田瑛二、俳優としての覚悟を語る「羞恥心、プライドはゼロ。ただ自尊心だけは持っている」
女性セブン
『EXPO 2025 大阪・関西万博』のプロデューサーも務める小橋賢児さん
《人気絶頂で姿を消した俳優・小橋賢児の現在》「すべてが嘘のように感じて」“新聞配達”“彼女からの三行半”引きこもり生活でわかったこと
NEWSポストセブン
NEWS7から姿を消した川崎アナ
《局内結婚報道も》NHK“エース候補”女子アナが「ニュース7」から姿を消した真相「社内トラブルで心が折れた」夫婦揃って“番組降板”の理由
NEWSポストセブン
JR新神戸駅に着いた指定暴力団山口組の篠田建市組長(兵庫県神戸市)
【厳戒態勢】「組長がついた餅を我先に口に」「樽酒は愛知の有名蔵元」六代目山口組機関紙でわかった「ハイブランド餅つき」の全容
NEWSポストセブン
真美子夫人とデコピンが観戦するためか
大谷翔平、巨額契約に盛り込まれた「ドジャースタジアムのスイートルーム1室確保」の条件、真美子夫人とデコピンが観戦するためか
女性セブン
日本テレビ(時事通信フォト)
TBS=グルメ フジ=笑い テレ朝=知的…土日戦略で王者・日テレは何を選んだのか
NEWSポストセブン
今シーズンから4人体制に
《ロコ・ソラーレの功労者メンバーが電撃脱退》五輪メダル獲得に貢献のカーリング娘がチームを去った背景
NEWSポストセブン
「滝沢歌舞伎」でも9人での海外公演は叶わなかった
Snow Man、弾丸日程で“バルセロナ極秘集結”舞台裏 9人の強い直談判に応えてスケジュール調整、「新しい自分たちを見せたい」という決意
女性セブン
亡くなったシャニさん(本人のSNSより)
《黒ずんだネックレスが…》ハマスに連れ去られた22歳女性、両親のもとに戻ってきた「遺品」が発する“無言のメッセージ”
NEWSポストセブン
主犯の十枝内容疑者(左)共犯の市ノ渡容疑者(SNSより)
【青森密閉殺人】「いつも泣いている」被害者呼び出し役の女性共犯者は昼夜問わず子供4人のために働くシングルマザー「主犯と愛人関係ではありません」友人が明かす涙と後悔の日々
NEWSポストセブン
不倫疑惑に巻き込まれた星野源(『GQ』HPより)とNHK林田アナ
《星野源と新垣結衣が生声否定》「ネカフェ生活」林田理沙アナが巻き込まれた“不倫疑惑”にNHKが沈黙を続ける理由 炎上翌日に行われた“聞き取り調査”
NEWSポストセブン
ハワイの別荘と合わせて、真美子夫人との愛の巣には約40億円を投資
【12億円新居購入】大谷翔平、“水原一平騒動”で予想外の引っ越し 日系コミュニティーと距離を置き“利便性より静けさ”を重視か
女性セブン