1970年~1980年代にアクション女優として脚光を浴びた

1970年~1980年代にアクション女優として脚光を浴びた

◆長渕剛のブレイクを予言していた

──いまも、体は鍛えてらっしゃいますか?

 鍛えています。今もというか、基本ずっとですね。ジムも行きます。家の中にもありますが、かの方が家に作ったので(笑)。

──噂で聞いたのですが、「志穂美さんが強すぎて夫婦喧嘩で長渕さんが勝てない」という話は本当でしょうか?

 あれ、都市伝説になっているみたいですね。でもはっきり言います!私は手を出したことはないんですよ!かの方はずっとライブをしていきたい。60~70才になってもライブをしていきたい、それには肉体を作らなきゃいけないっていう気持ちからそのために身体を鍛え始めましたからね。

──妻として見て、パートナーとして、素晴らしいなと思いますか?

 結婚する前に思いました。この人すごいと。

──どの辺を、でしょうか?

 感覚的にそう感じました。まだ人前に見せてない強烈なマグマみたいなものがあるから、すごくなるんだろうなあ、みたいな。「あなた絶対ビッグウェーブ来るよ」って結婚当初はよく言っていました。すると、「とんぼ」(1988年)とか「しゃぼん玉」(1991年)とかが大ヒットして、俳優でも歌でもすごく売れてきたから、やっぱり!みたいな。

──「男はつらいよ」のときはブレイク前だったんですね。

 すでにヒット曲もありましたし、知らない人はいないという感じではありましたが、後で聞くと音楽にちょっと煮詰まって、その時に役者の仕事が突然来て……そして「家族ゲーム」(1983年)や「親子ゲーム」にドラマ主演で抜擢されましたから。役者の素養もすごいあったのですね。

──どちらかというと志穂美さんのほうがが好きだった?

 この人は今まで全く出会ったことのないタイプだなというのはありました。私は音楽の人と初めて会ったので。音楽をやる人って自分のライブを持ってるから、お芝居の方でも生で色々とアドリブがあったり芝居を変化してくるんですよ。それは自由自在に。

 役者って言われた台本を自分なりに咀嚼して自分の演技にするんです。でもこの人は生のライブで、いろいろとたくさん経験してきているから、客の反応を見て言葉を返したり作ったりできるんですよね。だから、私の芝居の反応を見て変えるんですよ。監督が言う以上に作るんですよ。それを「親子ゲーム」で共演した時に感じました。だから、新鮮だったし、なんかすごいなっていう感覚はありました。

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