芸能

《哀悼秘話》小澤征爾さん「30億円相続」の行方 病床で長男・征悦と長女の怒号が飛び交ったことも

小澤征爾

小澤征爾さんの30億円の行方は(左から長女・征良さん、征爾さん、妻・ベラさん、長男・征悦)

 世界的指揮者・小澤征爾さん(享年88)が2月6日に心不全で亡くなった。世界中に悲しみが広がる中、30億円をくだらないともいわれる征爾さんの遺産をめぐる家族の“不協和音”について『女性セブン』が報じている。

 征爾さんにとってこの十数年は病との壮絶な闘いの日々だった。

「2005年に白内障の手術を受け、2010年には食道がんが見つかり、治療に専念するために1年近く活動を休止しました。その後も2015年に腰の骨を折る大けがを負い、2018年には大動脈弁狭窄症の手術を受けるなど満身創痍。指揮台に立つことが困難な状態が続き、楽団員やファンも征爾さんの体調を心配していたのです」(音楽関係者)

 晩年、病院で過ごすことを嫌がり、自宅療養を続けていた征爾さんの身の回りをケアし、常に寄り添っていたのは同じ敷地内に住む長女・征良さんだった。

「2021年に征爾さんの恩師の名を冠した財団が設立されると評議員に名を連ね、音楽イベントの開催を目的とする財団の理事にも就任しています。

 オペラの演出を手伝っていた頃は“パパの面倒を見る優しい娘さん”という印象でしたが、いつしか征爾さんの代弁者として振る舞い、旧来のスタッフなしで自ら現場を仕切るようになりました」(小澤家の知人)

 生前の征爾さんは気さくな人柄で知られ、かつては誰でも楽屋に招き入れて雑談に応じることもあった。だが、征良さんが現場を仕切るようになってからは状況が一変。征爾さんの周りを取り巻きがガードし、評論家やファンが気軽に近づけるような雰囲気はなくなったという。

 さらに関係者を驚かせたのが、2021年に征良さが、エッセイストの内田也哉子さん(48才)との対談で語った家族との結びつきに関する“告白”だ。征良さんは財団の評議員になった年に発売された雑誌『クロワッサン』(2021年8月10日号)で《父が病気をしてから私の生活は激変し、父を守ることを人生のプライオリティの一番にすることにした》と表明。京都の霊媒師に聞いたという「魂のファミリーツリー」にまつわる話を披露した。

「2012年に結婚し、その後離婚した征良さんには、息子さんがいます。征良さんが対談で語ったところによれば、彼女と息子さんは征爾さんと同じ“魂の系列”でつながっていて、長男の征悦さんは征爾さんより母・ベラさんとのつながりの方が深いのだとか。息子さんと合わせて《3人で魂のチームメイト》と断言する口ぶりは、征爾さんの後継者は“自分しかいない”という強い意思表明と受け止められました」(前出・小澤家の知人)

関連記事

トピックス

五輪出場を辞退した宮田
女子体操エース・宮田笙子の出場辞退で“犯人探し”騒動 池谷幸雄氏も証言「体操選手とたばこ」の腐れ縁
女性セブン
熱愛を報じられたことがないSixTONESジェシー
《綾瀬はるかと真剣交際》熱愛を報じられたことがないSixTONESジェシー「本当に好きな彼女ができた」「いまが本当に幸せ」と惚気けていた
女性セブン
伊藤被告。Twitterでは多くの自撮り写真を公開していた
【29歳パパ活女子に懲役5年6か月】法廷で明かされた激動の半生「14歳から援助交際」「友人の借金を押しつけられネカフェ生活」「2度の窃盗歴」
NEWSポストセブン
池江
《復活を遂げた池江璃花子》“母離れ”して心酔するコーチ、マイケル・ボール氏 口癖は「自分を信じろ」 日を追うごとに深まった師弟関係
女性セブン
中学の時から才能は抜群だったという宮田笙子(時事通信フォト)
宮田笙子「喫煙&飲酒」五輪代表辞退騒動に金メダル5個の“体操界のレジェンド”が苦言「協会の責任だ」
週刊ポスト
熱愛が発覚した綾瀬はるかとジェシー
《SixTONESジェシーと綾瀬はるかの熱愛シーン》2人で迎えた“バースデーの瞬間”「花とワインを手に、彼女が待つ高級マンションへ」
NEWSポストセブン
熱い男・松岡修造
【パリ五輪中継クルーの“円安受難”】松岡修造も格安ホテル 突貫工事のプレスセンターは「冷房の効きが悪い」、本番では蒸し風呂状態か
女性セブン
綾瀬はるかが交際
《綾瀬はるか&SixTONESジェシーが真剣交際》出会いは『リボルバー・リリー』 クランクアップ後に交際発展、ジェシーは仕事場から綾瀬の家へ帰宅
女性セブン
高校時代の八並被告
《福岡・12歳女児を路上で襲い不同意性交》「一生キズが残るようにした」八並孝徳被告は「コミュニケーションが上手くないタイプ」「小さい子にもオドオド……」 ボランティアで“地域見守り活動”も
NEWSポストセブン
高橋藍選手
男子バレーボール高橋藍、SNSで“高級時計を見せつける”派手な私生活の裏に「バレーを子供にとって夢があるスポーツにしたい」の信念
女性セブン
幅広い世代を魅了する綾瀬はるか(時事通信フォト)
《SixTONESジェシーと真剣交際》綾瀬はるかの「塩への熱いこだわり」2人をつなぐ“食” 相性ぴったりでゴールインは「そういう方向に気持ちが動いた時」
NEWSポストセブン
いまは受験勉強よりもトンボの研究に夢中だという(2023年8月、茨城県つくば市。写真/宮内庁提供)
悠仁さま“トンボ論文”研究の場「赤坂御用地」に侵入者 専門家が警備体制、過去の侵入事件を解説
NEWSポストセブン